17日の午前中、委員会が開かれ、公会堂整備事業の進捗状況について報告があった。

 

委員からリニューアル後の指定管理料や利用料収入、利用促進策や年間の償還額等について質疑があったが、担当課はいずれも曖昧な答弁に終始した。

 

公会堂整備事業は、アンケート結果でも米子市を二分する程の議論だったが、今は昔とばかりに当局も議員も関心が薄れたのか、特に追求も無く委員会は短時間で終了した。

 

15億円もの巨費を投じた公会堂整備事業の真価を問われるのは、まさにこれからであり、委員会の緊張感の無さには愕然とした。

 

新聞は利用促進が課題とし、タウンマネージャーの「ゾーンとしての賑わい作りの議論が必要」と指摘があったが、整備前から分かりきった事で、この段階で言う事では無い。

 

これこそが公共事業の問題点で、民間事業と比較すると分かりやすいと思うが、誰の腹も痛まず、誰も責任をとらない典型的な事例と言える。