24日の午後から委員会が開かれ、予算審査では異例の災害復旧現場と大沢川の現地視察に出かけた。

 

災害復旧現場は本宮地区を中心に3か所あるのだが、1か所で済まそうとしたので異議を述べ、1か所は追加したが時間の都合として1ヶ所は素通りした。

 

大沢川の視察に至ってはバスの中に残る議員もおり、予算審査のため必要とした現地視察の矛盾を、身をもって露呈した。

 

市役所に帰り委員会が再開され予算の説明があったが、委員からは特に意見も無かったので、現地視察の意義と成果について厳しく質した。

 

答弁に窮する委員長を見かねたのか、提案者の一人会派が代わりに視察成果を述べたが、何れも災害復旧事業等の審査とは無関係な意見で、事業についての理解が全く無かった。

 

若干でも理解があれば、そもそも現地視察などあり得ないのだが、委員長を始めとして基礎知識すら無いのが問題であり、貴重な血税を垂れ流す結果になってしまった。

 

予算審査を口実にした災害復旧現場の視察と言う愚行を、多勢に無勢で押し切る運営に憤りを覚えるところだが、今後の予算審査の悪しき実例にならない様に、議会全体で議論すべきだと感じた。