28日の午前中、初孫誕生のお礼参りで一宮神社を参拝した。
一宮神社は、大国主命の娘で下照姫命他を御祭神とし、昔から子授けや安産の神として知られ、各地から多くの参拝者で賑わっている。
私も亡くなった母に連れられ、長女を身篭った妻と安産の祈願に参拝した。
あれから28年が経ち、長女夫妻と共に孫娘のお礼参りに来れた事を、改めて神に感謝した。
神事を終え、拝殿から出てきた長女夫妻と孫娘。
昨年の安産祈願から二度目の参拝となる。
孫娘は大変機嫌が良く、他の参拝者に愛想を振りまいていた。
外面の良さは、間違いなく母親に似たのであろう。
その後自宅に戻り、嫁ぎ先のご両親を迎え、生後100日を迎えた孫娘の「まま食い」(お食い初め)を行った。
祝の鯛を孫娘の口に運び、「まま食い」の小宴が始まった。
私の妻の母に抱かれる孫娘。
孫娘から見ると會祖母にあたり、この日の祝の料理を造ってくれた。
生後一月の宮参りに続き、初孫を囲み両家で祝う二度目の小宴である。
今まで余り感じる事は無かったが、自分がその立場になると親の有り難さが良く分かる。
親からしてもらった事を、次に繋いで行く事こそ重要であり、折々の儀式の大切さを改めて感じる一日であった。