24日の午後から委員会が開かれ、議会基本条例の修正案について協議したが、委員長との間で認識の隔たりが大きく、暴言も飛び出すほどの激論の末、次回委員会で集約するとして閉会した。

 

委員会が紛糾した原因は、限定的な修正を求めたにもかかわらず、蒼生会の修正案は全般に亘っており、委員会の今迄の協議を否定するもので、議会軽視も甚だしく犯罪行為だとの委員長発言であった。

 

犯罪行為と断じる以上、何が犯罪に該当するのかと反論したところ、議会軽視だとする委員長に対し、議会軽視と犯罪行為は違うと詰め寄り、委員会は紛糾した。

 

その後、委員長は犯罪行為発言を撤回したので協議を続行し、今度は蒼生会の修正案提出が、議会軽視に当たるか否かで再度紛糾した。

 

事務局に確認しても委員長は納得せず、限定的な修正を求めたと言い張るので、前回420日に開かれた委員会の議事録確認の為、暫時休憩となった。

 

再開後、委員長は議事録をかざして、全部と言う発言は何処にも無いと勝ち誇ったが、裏面の次の項で修正案について、伊藤委員の「すべてですね」の問に対し委員長は「すべて」と答弁しており、最後には委員長の署名も堂々と入っていた。

 

修正案については、8月の閉会中の委員会で再度協議するとして閉会したが、協議する前に、委員長の議会軽視発言について、再度、見解を質す事になるだろう。