26日、議会公務で欠席する委員も出る中、急遽召集された委員会が開かれ、前回と同様、中国電力に対する安全協定の見直しを求める決議案について、再度の協議をした。

 

中電の回答が出る前に、米子市議会の意思を示すとの事だが、鳥取県・米子市・境港市で交渉を終え回答を待っている段階で、更に督促の決議をすることは、自分たちの思いを遂げるのは別にして、多くの点で弊害しか生まれない。

 

委員会の冒頭で委員長に対し、日程調整もしない強引な運営について猛省を促したが、言葉で謝罪はするものの、その後の発言を聞いても、議会運営の観点から、何が問題なのか全く理解出来ていない。

 

先日の議運で、境港市議会との連携について、副議長から境港市議会の了解は得られたと、意味不明な報告があったばかりだが、この日は加えて、境港市議会の具体的対応も報告され、ほとほと呆れるばかりであった。

 

その報告を受け、わが意を得たりと委員長は、境港市議会の確認は取れたとし、開会日での決議を前提に、決議文の調整に入ろうとしたので異議を唱えた。

 

境港市議会の意思は、3月1日の開会日以降、所管の委員会で議論された後に決定されるもので、非公式な話を根拠にして、議会の意思が確認できたとは言えないし、言い換えれば境港市議会を否定する事にも繋がる。

 

昨年の委員会から、単に副議長の立ち話が加わっただけで、境港市議会の意思確認は、議会での議論を待つより他ないのだが、みどり系議員に引率された勢力は、何も聞こうとせず暴走するばかりである。

 

議会が互いに協調・連携を取ると言う事は、お互いの議会の立場と手続きを尊重する事であり、片方の意思を拙速に押し付ける事ではない。

 

二言目には市民の声と言うのだが、自分たちの主張と利害しか考えない勢力の常套句で、それらに振り回される米子市議会は、稚拙で情けない議会と言われても仕方ない。

 

・・・その②に続く。