① 最終処分場の現状と今後の対応について
1) 最終処分場の用地確保が最大の課題とあるが、実施計画の見直しにおいても何一つ動きがない。 この点ついて見解を伺う。
{追求1}
あり方検討会で検討しているとの事だが、既に最終処分場の余命は10年を切った段階にある。 産廃施設の候補地選定の経緯を見ても、新たな候補地の選定は、時間的にも非常に困難と言わざるを得ない。 この様な状況を踏まえ考慮すれば、現在の最終処分場の隣接地しか候補地は無い様に思われるが、この点について見解を伺う。
以上が質問原稿だが、リサイクルプラザ、エコスラグセンター、最終処分場は、関連する施設である事から、相互に連動する問題でもある。
中でも一番の問題は、言うまでも無く最終処分場で、余命10年を切った段階にあり、ごみ処理と言う自治体の基幹事務が危機を迎えようとしている。
エコスラグセンターについても、運転経費が年間約5億円掛かっており、28年以降、実質的に稼働が出来なくなるのだが、ここ数年の間、再三指摘しているにも拘らず方針すら示さない。
当局から具体的な答弁が無いため、2度に渡り質問が中断したが、暫時休憩中、終了予定が狂ったと見えて、慌てて電話をする首長の姿が、西部広域の実態を如実に表していた。
議会終了後、急遽、議会運営委員会が開かれ、委員長から、本日の質問を踏まえ、指摘の問題について特別委員会の設置が提案され、全会一致で承認された。