23日、24年度の教育懇談会が東山中学校で行われた。 市会議員の中には現役のPTAもいることからか、15人を越える過去最高の参加人数であった。
恒例のグループ討議では、学校環境整備、いじめ、その他(体罰等)の議題で話し合われた。
私のグループでは、ある校長先生から、あれこれ環境整備の要望があるが、大きな視点で優先順位を付けるべきとし、避難所施設の点も踏まえ、施設の安全性や利便性の確保が指摘された。
全くその通りで同意見だが、加えて非構造部材の危険性について、先送りにする米子市の整備方針の問題点を説明した。
次にいじめ問題について、PTAから教師の対応の問題点が述べられ、元PTA会長からは、親の無関心や不参加の問題点も指摘された。
ある校長先生からは、学校の出来る事は限界があり、モラル、ルール、我慢等のしつけの部分は、家庭の領域との見解が示された。
全くその通りで同意見だが、加えて、家庭の教育力の劣化を指摘し、祖父母世代や地域との関係強化が不可欠、また、いじめは必ずあるものとし、どの様に改善したかに重点を置き、それを共有すべきとの意見を述べた。
体罰については時間が無くなり討議出来なかったが、この問題については、マスコミ報道や表面的な現象に惑わされる事なく、問題の本質について議論をするべきだと考える。