23日、県立武道館で流心会館の演武会か開催された。
流心会館は組み手に重きを置く流派だが、型が基本となるのは言うまでもない。
塾生だけの大会だが、開会式の設営を含め、大会の運営は確りとしており、礼に始まり礼に終わる武道の精神そのものだと感じた。
演武会の臨む前の選手たち。
小学高の低学年から大人までの40名程度が、それぞれ練習してきた型を披露する。
トップバッターは、小学校低学年の女子選手だったが、可愛らしさの中にも気迫を感じる瞬間もあった。
実戦型の流心会館は、実際に痛みを知る事で武道の奥儀を知ろうとする流派である。
様々な型があるが、その基本は一度に8人の相手と対戦する事を想定していると聞いた。
昨今の子どもや親たちに、一番欠けている事が我慢する心であり、身を持って体験できる術が、武道なのかもしれない。