26日、議会が開かれ、「エコスラグセンターの今後の方針について」「次期最終処分場について」「可燃ごみ焼却施設の建設について」「火葬場の現状と今後の方針について」以上の4点について質問した。

 

火葬場の質問を除き、継続して追求している課題であり、時々の状況を踏まえ答弁の変化について注目しているのだが、米子市議会以上に取り組みの進展は格段に遅い。

 

広域行政の宿命とも言える課題だと理解するが、国会と同様に、ここでも決められない政治が展開されている。

 

エコスラグセンターの溶融炉に関しては、28年度以降、境港市の焼却灰が搬入されなくなると、施設の稼働率は計画量に対し3割にも満たなくなる。

 

一方、稼動する費用は年間5億円以上掛かっており、28年度を目途として、施設の廃止について検討を始めるのは当然の事である。

 

次に、最終処分場に関しては、埋め立て可能な年限が後10年程度となっているのだが、基本方針すら示されていない。

 

構成市町村の首長は、自治体の基幹事務でもあるごみ処理事業に対し、利害を捨てて答えを出す必要があるのだが、居並ぶ首長は質問の間中、我関せずと目を閉じている。

 

また、議員においても同様で、速く終われと言わんばかりで、全くの無関心である。

 

従って、議会で質問するのは毎回私一人で、この様に議会全体が広域行政に対し無関心である以上、当局の答弁がそれに呼応するのは当然の事でもある。