28日、最終日の本会議前に委員会が開かれ、議事日程について、追加議案について、その他についてが協議された。
その他では、藤尾副議長発言に対し、正式に抗議文を提出しており、その対応が注目されたが、あっさりと謝罪し、発言撤回と議事録削除に応じた。
下記が抗議文の内容である。(詳細は「本会議終了後の議会運営委員会」を参照)
要 請 書
米子市議会
松井義夫議長殿
議会運営委員 岩﨑 康朗
議会運営委員 遠藤 通
議会運営委員 野坂 道明
議会運営委員 安木 達哉
【要請理由】
9月13日9時20分に開かれた議会運営委員会において、自由民主党鳥取県連から議長提案で出された「日本人拉致問題の早期解決を求める意見書」、「香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書」、「李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書」の取り扱いについて、藤尾副議長は「間違った手続きで出された蒼生会にも問題がある」と発言した。
本会議終了後、再度、議会運営委員会を開き事実確認をしたところ、松井議長は事実関係を認め陳謝されたので、藤尾副議長にも謝罪の上、発言撤回と議事録削徐を求めたところ、「間違いの間を削除して」との発言があった。
藤尾副議長の一連の発言は、議長を補佐する副議長の任にあるものとして、また、円滑な議会運営の観点からも看過できるものではない。
ここに議会運営委員会委員の連名で厳重に抗議し、議長に下記の対応を要請するものである。
【要請事項】
1、 藤尾副議長に対し、議会運営委員会で謝罪の上、発言撤回と議事録削除を求める。
2、 藤尾副議長に対し、職責を自覚し適切な言動に努め、円滑な議会運営を求める。