30日臨時会が開かれ、財産取得、工事契約、損害賠償、補正予算等について審査した。

 

財産取得は消防ポンプ車の購入等についてだが、委員会では予定価格に対して、100%の落札率の入札結果について質疑があった。

 

質問の委員は、見積もり徴収業者が入札に参加している点、更に同一業者が予定価格に対し、100%で落札している点を問題とし、改善すべきと指摘した。

 

質問主旨からして、予定価格の漏洩の可能性を危惧したととれるのだが、官製談合は別として、寧ろ問題点は予定価格の作成にあると感じた。

 

当局答弁では、見積もりは3社から徴収し、最も安い価格を参考にしたとの事だが、入札状況からして、そのまま予定価格に採用したのではないかと思われる。

 

独自で積算出来ない場合、見積もり徴収で対応するのだが、仮に安いからとそのまま予定価格に反映するのであれば、その事自体に重大な問題があると自覚すべきである。