蒼生会は25日10時から会派総会を開き、今までの他会派との協議結果を報告した上で、再度、立候補者の選出を協議し、蒼生会の渡辺会長を正式な立候補者とした。
蒼生会は、所属のベテラン議員を予定者とし、一ヶ月以上、他会派との協議を重ねてきたが、ベテラン議員の順送り的な人事への批判、議会改革に向けての世代交代の必要性等々の声が強く、残念ながら予定者への賛同を得る事が出来なかった。
一番の責任は、交渉の責任者である私の力不足に尽きるのだが、隣の会派のように、他会派の協力を得る為に、政策的な取引をしなかった点も大きいと理解している。
協力する代わりに議員定数を減らさない、特別委員会の存廃問題、震災がれきの受け入れに反対する、等が実例として挙げられる。
一票の為に何でも丸呑みする、いまの国政を反映しているのかもしれないが、その後の議会のあり方こそ問われるべきであり、正副議長選挙は単なる手段に過ぎない。
米子市議会でも共産党は、独自候補の擁立と政策的バーターの狭間で揺れているとの事だが、何ともおめでたい限りであり、存在自体が問われかねないと思うのだが。