米子市教育委員会は、27日開催された基本設計市民懇談会で、図書館と美術館をつなぐ大屋根の設置を取りやめるとの報告をした。

理由は両施設をつなぐ大屋根は、必要ないとの市民意見が、多く寄せられたからとの事である。 意見の中で約1500万円もの設置費用を掛けるのなら、図書購入費に回すべきとの意見が半分を占めた。

これに関しては、前期の経済教育委員会でも議論されており、施設利用者の実態、景観上の問題、設置費用の問題等を上げ、その必要性に関して、再検討を指摘した。

寄せられた多くの市民意見も同様の内容であり、基本設計段階で突如出てきたこの大家根の案は、議会の指摘や市民意見を受けて取りやめが決定した。

そもそも、整備計画の段階で無かった大屋根が、どの様な声を反映して基本設計に盛り込まれたのだろうか疑問である。 少なくても先に述べた施設の利用実態等の根拠も、一切示せない様な程度である。

本来であれば、計画段階で利用実態や市民要望、費用対効果等を十分に検討し、整備方針を決定してから基本設計に入るのが常識である。

予算も含め計画段階での調査・検討が不十分であり、様々な事業において具体的に指摘しているが、一向に改善されない。 市長を始めとする執行部は、その責任についてどの様に考えているのか、事態は思いの外深刻だと思う。