この度、懸案だった松江市と東出雲町の合併が決定し、新松江市の人口が20万9千人となります。 人口20万人以上の特例市の人口要件を満たし、今後、県から様々な事務事業が委譲される事になりますが、一番大きい事は、山陰最大人口で山陰初の特例市が及ぼすイメージアップ効果にあると私は思います。

合併後のまちづくり計画では、製造業の集積と、小学校3年生までの医療費無料化や、保育料軽減などの子育て環境日本一への取り組みが目お引き、若いファミリー層の取り込みが図られています。 中海圏の中心市の一翼を担う米子市としては、現在、製造品出荷額ではリードしているものの、立ち遅れている所も多くあり、今後の人口、産業流出に関しては、早急に対策を立てるべきだと私は思います。 

圏域のそれぞれのまちの魅力が無ければ、真の連携はありえず、そこにあるのは、衰退と埋没と言うことになります。 今後の都市間競争を考える時、ナノオプトニクス・エナジーやボートピア事業、日本高度紙工業などの企業進出を追い風にして、今こそ米子のまちの魅力を明確に確立しなければいけません。 その為に、どのような施策を展開するのか、大変重要な時期にあると考え、議員活動をしてまいりたいと考えています。