浜崎新議長の下、私は第82代鳥取県議会副議長を拝命し、8年間を過ごした県議会自民党控室から副議長室に移った。
下記が、副議長就任の挨拶である。
我が国が直面する一番大きな課題に人口減少問題があります。国立社会保障・人口問題研究所によると、2070年の総人口は8,700万人となり社会機能の維持も瀬戸際を迎えると警鐘を鳴らしております。
人口最少の本県では、統計開始以降初めて54万人を割り込み6年連続で過去最低を更新する見込みとなりました。
静かなる有事と呼ばれるように正に死活問題であり、浜崎新議長が「任期の間にこの大きな課題に向き合い、取組成果を上げることが県民からの負託に応えることである」と所信表明で述べられたとおりであります。
混迷を深める国際情勢の中で、日本、そして鳥取県が大きな岐路に立つ、この重要な時期に、副議長を務めさせていただきますこと、大変身の引き締まる思いであります。
このような中で、二元代表制の一翼を担う県議会として、県政へのチェック機能を十二分に発揮し、政策立案能力を高め、より一層県民の負託に応えなければなりません。そのためには、我々議員の不断の努力により、県民から信頼され活力ある議会を実現していくことが不可欠であります。
私はもとより微力ではございますが、議長を補佐し、県議会が公正、円滑に運営できるよう最大限努力をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。