

菅総理の自民党総裁選不出馬を受け、いよいよ明日は岸田、河野、高市、野田候補による総裁選挙が告示される。
昨年9月、自民党の主要会派が競うように支援に回った菅総理だが、コロナ禍で国民の不満が渦巻く中で、1年を待たず政権の座から転がり落ちることになった。
不妊治療の保険適用やクアッドの推進、カーボンニュートラル宣言や福島福島原発の処理水の海洋放出から携帯料金値下げ、ワクチン確保から接種の超法規的措置を含む体制強化、重要土地利用規制法の成立等々、まだまだ挙げると切りが無いほどである。
そして何よりコロナ禍の中で東京オリパラを成功させる偉業を成し遂げたのだが、称賛の声が何一つ聞こえて来ないのが不思議なくらいである。
仮に政権誕生直後70%を超える支持率の段階で解散していたら、コロナ禍の逆風にも耐え抜き長期政権への布石が打てたと思うのは私だけか。