IMG_392820日、閉会中の福祉生活病院常任委員会が開かれ、急拡大するデルタ株への対応を含め、報告事項の説明を受け質疑を行った。








IMG_3927委員から第5波への対応として、鳥取方式が崩壊しているのではないか、希望者全員にPCR検査を、等の意見が繰り返し述べられた。








他の委員会が昼頃には終了する中、何時ものこととは言え15:00近くまで質疑が続き、コロナ対策で一番忙しい福祉保健部には気の毒なことだと感じた。

「希望者全員にPCR検査を」は、当初からの共産党委員の十八番だが、限られた医療資源の中で弊害の方が遥かに大きいと、1年以上経過して未だに理解出来ないらしい。

鳥取方式は今日まで有効に機能していると私は思うが、都会のように拡大の状況によっては維持出来無くなることも当然想定しておくべきで、陽性者は原則全員入院との方針を見直す点は同感である。

その場合、重要なことは初期の医療介入で、繰り返し報道されているような保健所任せで症状が悪化するまで放置されること自体が問題である。

本県では医療機関に抗体カクテルのストックを確保するとの報告があったので、イベルメクチンの活用も尋ねたところ検討していないとの答弁だった。

コロナ治療薬としては未だに賛否両論だが、初期投与で劇的に改善したとの報告も多くあることから早急に確認すべきとの意見を申し述べた。