IMG_738921日、閉会中の総務教育常任委員会が開催され、久し振りの登庁となった。

先日、第1回資産活用戦略会議や県立美術館整備について新聞報道があり、執行部の見解について質す必要があると感じていた。

10時からの委員会を前に、昼休憩に開く拉致問題早期解決促進議連の役員会等の打ち合わせを行い委員会に臨んだ。











IMG_739110時から委員会が開かれ、総務部からは第1回資産有効活用戦略会議、未利用・低利用財産の利活用方針等の報告、教育委員会からは県立美術館整備基本計画案、給食の県内食材の使用状況等について報告があった。







IMG_7390初めに、第1回資産有効活用戦略会議の結果報告として、県立美術館整備のBTO方式によるPFI手法の導入、つく米、小鹿第一、第二の水力発電所のコンセッション化、日野川第一のPFIの導入、PPP/PFI推進プラットフォームの設置等について説明があった。







継続して取り組んで来た課題でもあり、この度の決定に異論は無いのだが、美術館整備に関する「設計を別途発注する是非を検討する」との博物館長の新聞報道について、そもそも設計はPFI手法の中で評価する問題であり、別途発注は手法的に本末転倒と厳しく指摘した。

協議会の意見として建物自体を見に来るような特徴的なデザインを求めるとしているが、人が呼べるほどの建物とは現実的に何を指すのだろうか。

まさかル・コルビュジェの国立西洋美術館やザハ・ハディド氏の新国立競技場を目指しているのではあるまい。仮に本気で考えるのであれば、PFI手法は採らずに名立たる巨匠に発注すれば良いだけである。