4月9日に告示される米子市長選挙について、現在、公認会計士の伊木たかし氏と米子市議会議員の山川ちほ氏の2名が立候補を表明している。
14年間続いた野坂市長が勇退を表明し若い新人同士の論争が展開されているが、政策にもまして米子市のトップに立つ自覚と責任が重要であろう。
政策的に見ると、米子駅南北一体化事業や湊山球場の史跡公園化等々の主要施策について、現状政策を踏襲する伊木氏に対し、真逆の凍結や反対の立場をとる山川氏に分かれているが、米子駅や湊山球場等、既に国や県と協議しながら事業が進捗するものを御破算にする山川氏の主張は、自身のアピールには良いかもしれないが地方創生に逆行すると言わざるを得ない。
また、立候補表明後の活動方法も企業回りや大小の講演会を中心に活動する伊木氏に対し、政策チラシの新聞折り込みを中心とする山川氏と全く対照的である。
その様な中、私の各講演会で山川氏が掲げる「学校給食無償化計画」に関する私の話した内容が不正確で事実に反し、自身に対する侮辱等に当たるとして誣告罪で訴えるとの電話を直接本人から頂いた。
私の話の内容は、「仮に学校給食を無償化する場合、一般財源で約6億が必要となり、現在の米子市の財政状況では不可能と言え、財源を示さず聞こえの良い政策を訴えるのは無責任ではないのか。」と言うものである。
山川氏から不正確との指摘を受けたので学校給食課に確認すると、給食費は平成27年度決算で小学校4億4466,2万円、中学校は箕蚊屋中を含め2億2115,1万円で合計6億6581,3万円となり、私の約6億円の発言を1割強も上回り、講演会での話以上に実施困難と判明した。
因みに6億6581,3万円の一般財源とはいかなるものかと言えば、米子市の平成29年度予算で道路・橋梁や学校を含める公共施設等の年間維持補修費が7億0756,3万円なので、1年間の米子市のインフラの維持補修は殆どが出来なくなる。
新聞チラシでは「莫大なムダづかいをなくし、学校給食無償化実現をめざしませんか。」として、JRとの交渉60億、歴史公園9,3億、市役所借地料7500万円/年とあるが、毎年6億強の一般財源を必要とする学校給食の財源に成り得ないのは明白であろう。
最後に、誣告罪で訴えさせてもらうとの山川氏に対し、「はい、はい、どうぞ」と返事をしたところ、「はい!は1回でしょう。」とご指導いただいたことには感謝を申し上げたい。
14年間続いた野坂市長が勇退を表明し若い新人同士の論争が展開されているが、政策にもまして米子市のトップに立つ自覚と責任が重要であろう。
政策的に見ると、米子駅南北一体化事業や湊山球場の史跡公園化等々の主要施策について、現状政策を踏襲する伊木氏に対し、真逆の凍結や反対の立場をとる山川氏に分かれているが、米子駅や湊山球場等、既に国や県と協議しながら事業が進捗するものを御破算にする山川氏の主張は、自身のアピールには良いかもしれないが地方創生に逆行すると言わざるを得ない。
また、立候補表明後の活動方法も企業回りや大小の講演会を中心に活動する伊木氏に対し、政策チラシの新聞折り込みを中心とする山川氏と全く対照的である。
その様な中、私の各講演会で山川氏が掲げる「学校給食無償化計画」に関する私の話した内容が不正確で事実に反し、自身に対する侮辱等に当たるとして誣告罪で訴えるとの電話を直接本人から頂いた。
私の話の内容は、「仮に学校給食を無償化する場合、一般財源で約6億が必要となり、現在の米子市の財政状況では不可能と言え、財源を示さず聞こえの良い政策を訴えるのは無責任ではないのか。」と言うものである。
山川氏から不正確との指摘を受けたので学校給食課に確認すると、給食費は平成27年度決算で小学校4億4466,2万円、中学校は箕蚊屋中を含め2億2115,1万円で合計6億6581,3万円となり、私の約6億円の発言を1割強も上回り、講演会での話以上に実施困難と判明した。
因みに6億6581,3万円の一般財源とはいかなるものかと言えば、米子市の平成29年度予算で道路・橋梁や学校を含める公共施設等の年間維持補修費が7億0756,3万円なので、1年間の米子市のインフラの維持補修は殆どが出来なくなる。
新聞チラシでは「莫大なムダづかいをなくし、学校給食無償化実現をめざしませんか。」として、JRとの交渉60億、歴史公園9,3億、市役所借地料7500万円/年とあるが、毎年6億強の一般財源を必要とする学校給食の財源に成り得ないのは明白であろう。
最後に、誣告罪で訴えさせてもらうとの山川氏に対し、「はい、はい、どうぞ」と返事をしたところ、「はい!は1回でしょう。」とご指導いただいたことには感謝を申し上げたい。