2022年09月

「9月定例会が開会」

IMG_567516日、29日間の会期で9月定例会が開会し、平井知事から総額139億円余の予算5件、条例3件、その他9件の議案の説明が行われた。





今議会のテーマは、92億円余のコロナBA5対策が主なものになるが、陽性者の全数把握の見直しが示す通り、日常と経済を取り戻すため、本格的に頭も施策も切り替えて行くフェーズに入ったと考えている。

国では2類相当の見直しも議論されるようだが、ウクライナやエネルギー、経済を含む安全保障や食料、気候変動等々,挙げだすと切りが無いほどの危機的課題をよそに、世間では旧統一教会一色で、とても正気の沙汰とは思えない状況に陥っている。

血眼になって電報や会合の回数を数えるより、政治もマスコミも長年放置してきた宗教団体を取り巻く諸問題に正面から向き合う覚悟が求められているのではないだろうか。

話しが逸れてしまったが、冒頭述べたような観点からコロナ禍を理由に停滞している取組みや、今後の反転攻勢の取組について知事と意見を交わしたい。

「米子駐屯地創設72周年記念行事」

IMG_565411日、陸上自衛隊米子駐屯地の創設72周年記念行事が、2年ぶりに開催され、堀田指令の挨拶に続き、観閲式、関越行進、訓練展示と挙行された。











IMG_5655この日は猛烈な残暑となり、滴る汗を拭きながらの観覧となった。












IMG_5657新しい試みとして「がいな祭り」にも参加した、大松建設万灯、米子市役所万灯、米子駐屯地万灯の演技が披露された。












IMG_5658ヘリコプターからのパラシュート降下展示では、陸上自衛隊1等陸佐の堀田駐屯地指令の勇姿が見られた。












来賓挨拶は出席した赤沢衆議院議員、舞立参議院議員、藤井参議院議員、湯原衆議院議員、伊木市長の順で行われ、日々の活動と隊員への感謝の言葉が並べられたが、その中で違和感を覚えたのが湯原衆議院議員の「憲法改正反対と防衛予算の倍増反対」の発言だった。

立憲民主党として立場や主張は分かるが、記念行事の祝辞に馴染まないのは誰が聞いても明らかではないだろうか。

「地方鉄道の課題」

IMG_56013日、地方鉄道をどう維持するかの議論が本格化する中で、JR西日本が特急料金の値上げや新幹線・在来線特急の乗継割引の取止めを発表した。

特急やくもではコロナ過で間引き運転が実施されており、米子・松江・出雲市-岡山・京阪神の価格競争力を低下させ、マイカーや高速バスに流れることが予想され、その結果、今以上の減便に追い込まれるという負のスパイラルに突入することが懸念される。

















IMG_5600本年7月、国のローカル鉄道のあり方検討会では、国、沿線自治体、鉄道事業者が一丸となり、利用者から感謝され、利用してもらえる地域公共交通に再構築していくべきとの提言を取りまとめたところだが、この度のJR西日本の決定は、その提言にも逆行するものではないだろうか。
















自民党鳥取県連では、本年6月、「ソフト施策による鳥取県の鉄道アクセス改善に関する調査」報告書を公表した。現状のまま投資もせず、制度も変更することなく、現行の運行ダイヤや特急料金の見直し等で鳥取県の全ての特急を1時間1本走らせるという大胆な改善策である。

勿論、実現に向けては関係機関の実務者協議が前提となるが、単に維持するだけでは国の言うところの利用者に感謝される鉄道に変わることは到底不可能である。先の5月議会でも採り上げ知事と議論したところだが、先ずは日常の移動手段として選んでもらえるだけのサービスにしなければ、座して死を待つだけの話ではないだろうか。

「Chukaiトライセクター・ラボ発足記念講演会」

IMG_55969月2日、「Chukaiトライセクタ―・ラボ」の発足記念講演会が米子コンベンションセンターで開催され、主催者を代表して中海テレビの加藤社長が挨拶に立ち、中海テレビの歴史にもふれながら設立の趣旨を説明した。










公共・民間・市民社会をトライセクタ―と位置づけ、その連携によって持続可能な地域づくりを行うためのプラットホームの提供が設立目的とのことで、議会活動において官民連携を強く推し進めてきた私としては、先ずは加藤社長率いる中海テレビの新たな挑戦に最大限の敬意を表したい。

分野を問わず連携の重要性は誰しも口にすることだが、実際には総論賛成各論反対が常に付きまとう課題で、組織や立場の壁を乗り越えるには相当なエネルギーが必要だと議会活動からも実感している。

私の官民連携の取り組みは、徐々に結果に繋がってきたと言え、まだまだ道半ばであり、これからのトライセクタ―・ラボの活動に注目しているが、何れにしても地方創生を成し得るには連携がキーワードであると再認識する講演会となった。

「ブログ投稿の再会」

令和4年も9月に入り残り四半期余りとなった。ずるずると半年以上休んでいたブログの再会を決意しキーボードに向かっている。まるで人気ブロガーのようなコメントだが、そもそも私のブログを見る人は少なく、自身の記録として思ったことを書き留める程度のものである。

今後は休んでいた期間のことも振り返りながら投稿し、出来るだけ早く元通りにしたいと反省しているが、何時まで続くかと一抹の不安も覚えている。
プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
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