平成29年2月定例会 一般質問
今後のインフラの維持管理と成長戦略、鳥取県の成長を切り拓く人材の創出について質す。
・平成28年11月定例会で提案した日本初の水力発電コンセッションの導入可能性調査等が計上される。
・人への投資の観点から、神戸市、福岡市のスタートアップカフェ等を紹介し、実践的なビジネスサロン&スクールの取り組みを提案。
平成29年5月定例会 一般質問
人口減少時代を見据えたインフラ整備のあり方と地元に生きる人への投資について質す。
・鳥取県下の12市町村は、2040年時点で現状の水道料金を平均で40%弱上昇するとの推計値(伯耆町は58%、智頭町は52%、岩美町は51%と1.5倍以上)を紹介した上で、有識者を中心とした上下水道の広域化に関する検討会設置を提案。
・水力発電の事業規模拡大を指摘。
・国の働き方改革を踏まえ、副業・兼業や起業支援等、全国に誇れる鳥取県版スタートアップ支援の事 業展開を提案。
平成29年9月定例会 一般質問
今後の行政改革の課題について質す。
・時代の変化に素早く対応する政策、機構、制度を再構築。
・下水道事業のコンセッション(天神川流域下水道事業)、水力発電のコンセッション(日野川第一発電所等の事業規模の拡大)、工業用水道のコンセッション(日野川工業用水道)の必要性について具体的に提案。
平成29年11月定例会 一般質問
人への投資と県民総活躍と行財政改革のあり方について質す。
・高校生等の起業体験プログラム、「スタートアップ・ベースU18」を提案。
・一時預かり事業やファミリーサポートセンター事業の見直し提案。
・水力発電コンセッション(日野川第一発電所)の事業規模拡大と、PFI、コンセッション等に関する組織体制の見直しの答弁があり、予算化と機構改革が確約される。
平成29年の一般質問を振り返ると、水力発電コンセッションで始まり、毎議会、執拗に採り上げながら最後、水力発電コンセッションで終わったことが見て取れるが、何れにしても一年間追い求めた結論に近づいたことは自分なりに評価している。
一年間、企業局長とはコンセッションと言う課題について、議会そっちのけで耳慣れない専門用語と技術論を戦わし、なかば禅問答の様相だったに違いないと反省もしているが、議員となってからの一貫したスタイルだと言われれば、残念ながらそれも事実である。