2017年03月

「香川県、高知県等の視察」

2017-03-28-15-45-4028日~30日の日程で、香川県高松市の「高松丸亀商店街」と高知県南国市の「CLT建築推進協議会」、高知県庁で「こうち型地域還流再エネ事業のスキーム」、最後に米子市に帰って「山陰インバウンド機構の取り組み」について調査した。







2017-03-28-15-35-14初日28日の午前中は車で移動して、午後から高松丸亀商店街の振興と再開発事業について、振興組合の開発担当副理事長の明石氏から概要説明を受け、その後、商店街を視察した。

結論では、「如何に中心市街地の商店街に居住を戻すかであり、商売はその後ついてくる」とのことで、集合住宅や民間マンション等、開発規制と戦いながらも居住政策に活路を見出すべきと力強く語られた。












2017-03-29-13-13-5529日、2日目の視察は南国市のCLT建築推進協議会で、高知県におけるCLT普及の取り組みについて、高知県林業振興・環境部木材産業振興課の小原課長と、高知県森林組合連合会の杉本技師から説明を受けた。







2017-03-29-14-18-07森林面積全国1位の高知県では、森の資源を余すところなく活用するとの理念の下、A材は建築用材、B材をCLT及び集成材、C・D材をバイオマス利用と木材需要の拡大を目指し取り組みが進んでいる。








2017-03-29-15-04-24次に高知市に移動して高知県庁で、新エネルギー推進課の山下課長さん他から、「こうち型地域還流再生エネ事業」について説明を受けた。

県と地元市町村や民間企業が出資しSPCを立ち上げ、太陽光発電を中心にFIT制度を活用しながら運用益を配当し、資金が地元に還流するスキームである。




2017-03-29-15-09-04鳥取県も同様だが、FIT制度の活用で利益が見込める分野について、官が抱え込まず民に開放することが次なる課題だと感じた。









2017-03-30-09-36-1630日、3日目の午前中は西部総合事務所で、山陰インバウンド機構の取り組みと、大山1300年祭に向けた取り組みについて、山陰インバウンド機構の市村事務局次長と地域振興局の広瀬局長から説明を受け、2泊3日の強行軍の視察日程が終了した。







山陰インバウンド機構が作成した広域観光周遊ルート、「縁の道」のPR動画が世界に向けて発信され、驚異の260万ビューを超えたとの事で、インバウンドの傾向も首都圏中心のゴールデンルートから確実に地方へとシフトしている。

その意味において、日本の国の成り立ちとも言える「国引き神話」の舞台となった中海圏域が、世界から脚光を浴びるのは必定だと感じた。

「米子市長選を考える」

4月9日に告示される米子市長選挙について、現在、公認会計士の伊木たかし氏と米子市議会議員の山川ちほ氏の2名が立候補を表明している。

14年間続いた野坂市長が勇退を表明し若い新人同士の論争が展開されているが、政策にもまして米子市のトップに立つ自覚と責任が重要であろう。

政策的に見ると、米子駅南北一体化事業や湊山球場の史跡公園化等々の主要施策について、現状政策を踏襲する伊木氏に対し、真逆の凍結や反対の立場をとる山川氏に分かれているが、米子駅や湊山球場等、既に国や県と協議しながら事業が進捗するものを御破算にする山川氏の主張は、自身のアピールには良いかもしれないが地方創生に逆行すると言わざるを得ない。

また、立候補表明後の活動方法も企業回りや大小の講演会を中心に活動する伊木氏に対し、政策チラシの新聞折り込みを中心とする山川氏と全く対照的である。

その様な中、私の各講演会で山川氏が掲げる「学校給食無償化計画」に関する私の話した内容が不正確で事実に反し、自身に対する侮辱等に当たるとして誣告罪で訴えるとの電話を直接本人から頂いた。

私の話の内容は、「仮に学校給食を無償化する場合、一般財源で約6億が必要となり、現在の米子市の財政状況では不可能と言え、財源を示さず聞こえの良い政策を訴えるのは無責任ではないのか。」と言うものである。

山川氏から不正確との指摘を受けたので学校給食課に確認すると、給食費は平成27年度決算で小学校4億4466,2万円、中学校は箕蚊屋中を含め2億2115,1万円で合計6億6581,3万円となり、私の約6億円の発言を1割強も上回り、講演会での話以上に実施困難と判明した。

因みに6億6581,3万円の一般財源とはいかなるものかと言えば、米子市の平成29年度予算で道路・橋梁や学校を含める公共施設等の年間維持補修費が7億0756,3万円なので、1年間の米子市のインフラの維持補修は殆どが出来なくなる。

新聞チラシでは「莫大なムダづかいをなくし、学校給食無償化実現をめざしませんか。」として、JRとの交渉60億、歴史公園9,3億、市役所借地料7500万円/年とあるが、毎年6億強の一般財源を必要とする学校給食の財源に成り得ないのは明白であろう。

最後に、誣告罪で訴えさせてもらうとの山川氏に対し、「はい、はい、どうぞ」と返事をしたところ、「はい!は1回でしょう。」とご指導いただいたことには感謝を申し上げたい。

「おばあちゃんの誕生会」

2017-03-26-19-28-5226日、子供たちが集まり義母の83歳の誕生会を行った。

誕生ケーキのローソクの火を、一緒になって吹き消す初孫と、父親に抱かれその様子をキョトンとした顔で見つめる弟だが、その血脈が4世代に亘り受け継がれ、義母にとっては、ささやかにしても至福の時だったに違いない。




2017-03-26-19-30-352人目の孫は男子を授かったが、女子とは違う距離感を感じながら、4月に生まれる長男夫婦の第1子の安産を祈った。


















「流心會舘の家族交流会」

2017-03-25-16-40-5725日、流心會舘の家族交流会が開催され、ゲーム大会や手作りの料理に子ども達は大いに盛り上がった。

藤崎館長も何時もの道着からエプロン姿に変身し、焼きそばコーナーで腕を振るった。






2017-03-25-16-38-38父兄にとっても子供たちと過ごせる貴重な時間であり、親子にとって一番濃密な時期でもある。










2017-03-25-16-38-52少子化の中で子育て支援が最も重要な行政課題となり、子育ての苦労ばかりが叫ばれているが、見方を変えると、子供たちを通して青春が蘇り、人として大きく成長できる得難い時間でもある。

自身の体験と反省を込めて、会の冒頭、その様な話をさせて頂いた。





「JRCAのカヤック講習検定会」

2017-03-30-16-27-3124~25日の日程で、JRCA主催によるカヤックジュニアインストラクター講習検定会が皆生温泉で開催され、講習会を前に「圏域のスポーツツーリズムの可能性」について話をした。





2017-03-30-16-26-47初日はカヤックの基礎知識と基本技術について、モンベル営業部の安倍氏を講師に招き開かれた。

24日は風波があったので、海から日野川河口に場所を変え実施されたが、受講者は風と水の冷たさに悪戦苦闘したとのことであった。



昨年は大山町の大山レークホテルと大野池を会場に開催され、池の水の冷たさには閉口したが、この時期の水温を知ることもアウトドアスポーツの基本であり、圏域のスポーツツーリズムの醍醐味でもある。

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

http://www.michiakinozaka.com
E-MAIL
 mail@michiakinozaka.com
→Facebook

ギャラリー
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
記事検索
アーカイブ