2016年10月

「産業廃棄物最終処分場予定地の視察」

2016-10-20-15-28-4620日の午後、米子市淀江町に建設予定の産業廃棄物最終処分場予定地を視察した。

西川議員と中島議員の要望による視察だったが、西部広域議会の頃から係りを持つ私にとって、一般廃棄物最終処分場の関係からも長年の懸案事項と言える。

最終処分場予定地の堰堤道路に立つ。




2016-10-20-15-29-04処分場の堰堤部分を見上げると、除草対策の山羊たちが草を食べており、殺伐とした空間に温もりを感じる光景だった。









産廃の最終処分場の整備問題は、平成7年の青谷町に始まり、平成11年の小沢見、平成15年の倉吉市、平成16年の岩美町と、何れも計画されては潰れて来た経緯がある。

県立美術館の誘致合戦が東中部の間で繰り広げられているが、迷惑施設ともなれば反対運動に一変し、何れも地域の声の代弁者として、ここぞとばかりに地元の議員が加担する。

保育園建設に係る地元住民の反対運動は皮肉な事例だが、権利は大いに主張し義務や負担は拒絶する、これでは住民生活の向上どころか亡国の道をまっしぐらだと感じる。

「第49回米子市社会福祉大会」

2016-10-17-13-39-1417日、第49回米子市社会福祉大会が、ふれあいの里で開催された。

主催者挨拶をする後藤会長。








2016-10-17-13-44-57来賓挨拶をする斉木鳥取県議会議長。











2016-10-17-13-49-59続いて来賓挨拶をする尾沢米子市議会議長。











2016-10-17-13-52-40続いて来賓挨拶をする青木鳥取県社会福祉協議会長。










社会福祉等の住民サービスを主体的に担うのは基礎自治体である市町村だが、そうであるが故に厳しい財政運営を強いられているのも市町村である。

道路橋梁や上下水道等の基盤インフラが老朽化する中、市町村財政が逼迫することは明白であり、持続可能な社会システムの構築に向けて危機感を持って事に当たる必要があると思うのだが。

「皆生・大山シーツーサミット2016」

2016-10-15-19-47-27皆生・大山シーツーサミット2016を明日に控え、15日の夜は毎年恒例の夜間警備を行った。

スタート地点の日野川河口の河川敷には、明日の競技を控え参加選手のカヤックや自転車が並んでおり、毎年KRCAが夜間警備を行っている。















2016-10-16-12-42-12KRCAの岩﨑会長一家も合流し、メンバーと共にテントで夕食を囲んだ。



















2016-10-16-08-06-59翌朝16日、天候にも恵まれ無事にシーツーサミットの当日を迎えた。

昨年、ケネディー大使一家が参加した大会から平静を取り戻したかの様な朝だった。







2016-10-16-06-13-16私達は7時の開会式を前に海に出て、所定の位置でカヤック競技のコース管理を行った。



















2016-10-16-12-42-48大山の東側から太陽が昇り海面を照らす様は、神々しさを感じる程だった。

スタートの海からゴールの大山山頂まで、競技コースが一望出来る全国でも稀な地域で、ここでシーツーサミットが始まった理由も肯ける。




2016-10-18-15-44-25開会式終了後、カヤック競技のスタートがあり、続々と選手たちがポイントの沖のヨットに向かって漕いで行った。






2016-10-16-08-06-23「海のステージ」の8キロのカヤック競技を終え、選手たちがスタートポイントに戻ってきた。










2016-10-16-08-07-41続いて、大山博労座までの「里のステージ」、23キロのバイクコースとなるのだが、特に後半の登りは大変で、出場した3年前の苦い思い出が蘇った。









博労座から大山山頂までの「山のステージ」の3,5キロを加え、僅か1日の間に海から山の大自然の営みを身をもって体験出来る国内でも稀なコースであり、インバウンドも含め鳥取県の強力な地域資源であることは間違いない。

「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」

2016-10-15-14-03-0815日の早朝に名古屋を出発し、午後から開催された「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」に出席した。

主催者の政府を代表して挨拶をする加藤拉致問題担当大臣。






2016-10-15-14-13-35主催者の県を代表して挨拶をする平井知事。











2016-10-15-14-23-01続いて地元国会議員として挨拶をする赤沢衆議院議員。










2016-10-15-14-28-33続いて挨拶をする舞立参議院議員。











2016-10-15-14-37-15地元拉致被害者の家族を代表して挨拶をする松本孟氏。

39年前に米子市和田町の海岸から拉致された松本京子さんの弟。

続いて、日南町の特定失踪者で古都瑞子さんの弟、古都資朗氏、伯耆町の上田英司さんの兄、上田淳則氏が挨拶に立った。



2016-10-15-14-55-35大山町立中山小学校の生徒によるメッセージの後、「北朝鮮よ!姉を返せ!」の演題で講演をする家族会事務局長で横田まぐみさんの弟、横田拓也氏。

13歳で北朝鮮に拉致された姉めぐみさんへの思いを時に激しく熱く語った。






2016-10-15-15-18-39続いて、「拉致問題の現状と展望」の演題で講演する救う会事務局長の平田隆太郎氏。

過酷な北朝鮮の現状と解決に向けての方策を、直近の情報を交えながら語った。







2016-10-15-15-48-38会の結びに、地元の野坂市長が気勢を上げ、早期解決に向けて会場の参加者が思いを一つにした。










北朝鮮により我が国の領海と領土と侵犯され、更に国民を拉致されるという主権の全てを徹底的に踏みにじられた国家テロであり、家族のやり場のない怒りを感じづにはいられない。

拉致問題を他所に戦後の繁栄を謳歌した日本だが、拉致被害者を取り戻して初めて真の日本の自立が始まると感じた。

「小牧基地と三菱重工の視察」

2016-10-14-10-09-5514日、午後からの小牧基地の視察を控え、午前中は名古屋JRタワーズプラザの高島屋を視察した。

地下2階の青果品売り場では、鳥取県産の輝太郎柿が販売されており、先ごろ開催された「食のみやこ鳥取県フェアー」では、期間中、知事も売り場に掛け付け、特に二十世紀梨や新甘泉が大好評だったと聞いた。













2016-10-14-10-47-1010階では、「日本いいものフェアー」が開催されており、皆生旅館組合が地元の工芸品等を展示販売していた。









2016-10-14-10-44-24皆生旅館組合の文化コーディネーターの一圓さんに、地元工芸品の特徴や魅力について説明を聞いた。


















2016-10-14-13-48-49午後からは、小牧基地で美保基地に配備予定の空中給油・輸送機KC-46Aの同型機KCー767を視察した。

小牧基地副指令の田邊1等空佐から概要説明後、駐機されているKC-767に乗り込み説明を受けた。






2016-10-14-14-05-35諸般の事情により西部選出の議員を中心に5名の参加で、19名の大会派からしては寂しい参加人数であった。









2016-10-14-14-44-03KC-767は民間航空機B767を改良した給油機で、配備予定のKC-46Aも同様である。










2016-10-14-14-46-17胴体後部の給油管を受油機の給油口に差し込むフライングブーム方式。

美保基地に配備予定のKC-46Aは、フライングブームー方式に加え、プロープ・アンド・ドローグ方式も搭載し、更に高い対応能力を有している。















2016-10-14-14-49-52カメラ等の有視界操作に加え、胴体全部の照明パネルの表示で受油機に支持を送る。



















2016-10-14-14-56-00コックピット背後の給油管オペレーター室。











2016-10-14-14-56-51計器だらけのコックピット室の操縦桿を握る。




















2016-10-14-14-59-38この機は約200名の登場が可能な機種で、座席の下は貨物コンテナとなっている。

尖閣諸島を中心に我が国南西海域の安全保障環境は厳しさを増しており、地勢的にも美保基地の重要度は増大している。






2016-10-14-15-50-18小牧基地と滑走路を隔てて立地する、三菱重工のMRJの記念館と隣接する組み立て工場を視察した。

記念館はオープン前で、館内の写真撮影は一切不可だった。







2016-10-14-15-51-02世界を驚愕させたゼロ戦から70年の時を経て、日本の航空機技術がここに結集され、初の国産ジェット機MRJへと繋がった。

MRJの登場で、地方空港の存在意義は大きく飛躍するだろうし、自動車産業に続き航空機産業の未来が開かれたと感じた。





プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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