2015年10月

「鳥取県議会、決算審査特別委員会の現地調査」

2015-10-30-10-40-1930日、鳥取県議会決算審査特別委員会の現地調査で、米子保健所を視察した。

先の9月定例会の代表質問でも採り上げた問題で、犬猫の殺処分について説明を受けたが、議員間でも相当な温度差を感じた。







2015-10-30-11-01-07収容された犬・猫が、一定期間を過ごす施設。












2015-10-30-11-04-24空調設備はあるが、冷たいコンクリートの床で怯えながらうずくまる犬。











2015-10-30-11-04-43猫が収容されるケージ。

体調が悪いのか床には軟便があったが、何かを訴える様に大きな声で鳴き続けていた。










2015-10-30-11-07-20殺処分用のガス室。

現在は故障中で薬物注射での殺処分となっているが、今後の使用については現在検討中との事であった。









2015-10-30-13-31-262番目の調査先は山陰労災病院で、重度障がい児者医療型ショートステイの実施状況について視察した。

専門医でもある大野院長や看護師から、取り組みの問題点や今後の課題について説明を受けた。








2015-10-30-15-28-503番目の調査先は皆生尚寿苑で、高齢者の最後のセーフティーネットとも言える、養護老人ホームの現状について説明を受けた。










2015-10-30-15-53-48最後の調査先は喜多原学園で、入所児童の現状と支援体制について説明を受けた。

最近の入所児童の傾向は、従来の非行や反社会的なパターンから、ADHD等何らかの発達障害を抱え、社会に馴染めない非社会的なパターンが増えているとの事であった。






現地調査した4件の案件は、何れも社会的に弱い立場におかれた事例であり、より適切な対策を施さなければ、後の社会的損失は計り知れないと感じた。

米子医療センターの視察」

2015-10-28-13-59-4428日、新築された国立病院機構「米子医療センター」を視察した。

視察の冒頭、濱副病院長から、「地域の命を支える。強くて、暖かくて、優しい病院を目指す」との経営理念が紹介された。








2015-10-28-14-04-32続いて、外科の臨床研究部長の杉谷先生から、病院の設備や体制等、目指すべき医療の方向性について説明があった。

腎臓移植に触れ、「人は何時生まれ、何時死ぬのか」、この死生観の問題については宗教間でも異なり、その国の医療を取り巻く倫理観にも影響しているとの事であった。






2015-10-28-15-19-50とかく無機質になりがちな病院の壁一面に、色鮮やかに描かれたホスピタルアート。

定期的にコンサートも開かれるとの事で、病院の経営理念の一端が見えるシーンであった。








2015-10-28-15-27-358階の最上階には、鳥取県初となる緩和ケア病棟が整備され、展望ロビーからは大山から日本海に至る雄大な自然が一望できる。

人生の終末に当たり、この景色を眺めながら人は何を思うのだろうか。 ふとそんな事が頭に浮かんぶ視察となった。





「鳥取県議会、水産振興議連の視察」

2015-10-26-10-00-1626日、鳥取県議会水産振興議連で鳥取県栽培漁業センターを視察した。

初めに鳥取県漁業の現状について、日本漁業を取り巻く現状も含め説明を受けた。










2015-10-26-10-50-38鳥取県が試験養殖を進めるサバで、「お嬢サバ」の養殖プール。

養殖技術は確立しており、後は商業ベースでの取り組みとなるのだが、その前提はブランド力の創出と浸透にある。










2015-10-26-11-01-03アワビの養殖の展示プール。

人間が持ち込む雑菌を排除するため、実際の養殖プールは別のところにある。











2015-10-26-11-01-32展示コーナーでは、養殖に係る各工程が再現され、採る漁業から栽培する漁業への転換を説明している。













2015-10-26-11-09-07センターで養殖している、「お嬢サバ」と「キジハタ」の刺身を試食した。

サバの刺身は寄生虫の問題もあり、食べる機会は少ないのだが、養殖物だとその心配が不要で、刺身の味を楽しむことが出来る。

ふぐと並ぶ高級魚のキジハタは、ブランド化の力を借りなくても十分に採算は取れるとの事であった。







2015-10-26-12-32-52続いて東郷湖に移動して、シジミ漁を視察した。

黒ダイヤと呼ばれた東郷池の大和シジミは、乱獲により壊滅的な打撃を受け、その後、塩分調整や貧酸素の問題を抱えながらも、少しづつだが回復基調にある。










2015-10-26-12-36-12シジミを採る鋤簾籠の網目は14ミリで、3年物以上を採るようにしている。













2015-10-26-12-37-2310分程度の作業で籠には多くのシジミが取れていたが、組合員が生計を立てるまでには至らない。












鳥取県の地方創生の大きなテーマが1次産業の復活にあるのだが、水産業は農業以上に後継者不足が深刻で、船も含め老朽化問題は待ったなしである。

また、魚の消費が年々減少する中で、TPPによって安価な輸入肉が市場に流入すると、更に魚の消費は低迷する事が懸念される。

海外では日本食が一大ブームとなっているが、皮肉なことに当の日本人が魚離れでは、1次産業の復活以前にこの国の未来は描けないと感じた。

































「自民党鳥取県連、常任総務会」

2015-10-25-16-02-1025日の夕方から、自民党鳥取県連の常任総務会と選対委員会が倉吉市で開催された。

石破会長のもと初となる委員会で、会長指名による役員案が全会一致で承認され、石破体制がスタートした。








image私は政調副会長を拝命し、微力とは言え合区で揺れる鳥取県の党運営に取り組む事になった。

当面は来年夏の参議院選だが、合区問題も含め戦後70年の垢を落とす時期にあると感じている。















「第5回、流心杯空手道選手権大会」

2015-10-25-10-38-1625日の午前中、第5回オープントーナメント流心杯空手道選手権大会の開会式に出席した。











2015-10-25-10-58-27直接打撃し合う流心館空手では、身をもって痛みを経験し、人や周りのものに対して程や間わいを知る事になる。

バーチャルの世界に生きる現代の子供たちに、一番欠けている生身の経験がそこにはある。

IT社会の今日だからこそ、日本の武道の精神に、学ぶべき点が多くあると痛感する。



プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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