鳥取県議会議員 野坂道明「みちあきブログ」

24日、9月定例会の自民党代表質問の原稿案について、議会事務局の調査係と協議したが、修正箇所もある事から、明日も引き続き協議する事とした。










25日、台風が接近中とあってか登庁議員は私一人で、嵐のおかげで議会棟を独占した。











昼前に自民党県連会長の山口議員が登庁され、代表質問の原稿案について意見を伺った。

会派自民党の顧問でもあり、県議会議長を含め長い議員歴からの貴重な指摘を頂き、原稿案に加えて自民党三役に提出する事とした。

原稿案は三役の承認後、31日開かれる自民党総会の承認を経て、代表質問案となり当局へ通告される。




台風が接近しているので午後一番の特急で帰ろうとしたが、残念なことに既に運転見合わせとなっており、鳥取駅で足止めとなった。

レンタカーで帰ろうとしたが、免許証を持っておらず泣く泣く断念、しばらく待っていたが運転再開の目途は立たないとの事でJRは諦め、妻に頼み込み迎えに来てもらうドタバタの落がついた。

18日の県外調査は、神奈川県庁に出向き、産業廃棄物最終処分場について、ヘルスケアーニューフロンティアの取り組みについて、殺処分ゼロに向けた取り組みについて、説明を受けた。












特に、殺処分ゼロの取り組みについては、平成25年に達成以来継続しており、知事の殺処分ゼロ宣言等を含め、先進的な取り組みは大変参考になった。













19日、2日目は赤沢副大臣にお世話になり、衆議院議員会館で行った。













午前中、厚生労働省の「地域包括ケアシステムについて」、農林水産省の「漢方薬・機能性食品の生産拡大について」、国土交通省の「国土のグランドデザインについて」レクチャーを受けた。

午後からは総務省の「公共施設総合管理計画について」、内閣府の「まち・ひと・しごと創生基本方針の取り組みについて」、「国土強靭化基本計画について」、最後は環境省の「改正動物愛護法の概要と取り組みについて」で、10時～16時まで6時間のレクチャーだった。





9月定例会の代表質問を意識したレクチャー内容となったが、最後まで付き合って頂いた同僚議員と、セットして頂いた赤沢副大臣の東京事務所には、感謝の気持ちを代表質問でお返ししたい。

１５日の午前中、鳥取市の布施陸上競技場で、世界陸上の事前キャンプを張るジャマイカチームの公開練習を見学した。

この日の公開練習は、盆の帰省客もあったのか、5,000人以上の観客があり、強い日差しの中、選手の練習に拍手や歓声を送っていた。










パウエルのスタート練習を見たが、その鍛え上げられた肉体と、培った技術は会場の空気を圧倒していた。













競技場の外では、選手のサインを求めてファンの長蛇の列が出来ていた。













サイン会は主に若手の選手が受け持ち、写真撮影も気安く応じていた。













ファンの声に応え、サイン会の予定には無かったが、パウエルが突如登場しサインに応じた。

30歳となりベテランの域に入るパウエルだが、気軽にサインに応じる姿は、品格を感じると共に心技体の充実ぶりを感じさせた。










会場では、「すなば珈琲」が賑やかに飲食ブースを展開していた。

知事の駄洒落をビジネスに結びつけ、巨大戦艦スタバを相手に奮闘する、小さいからこそ強い鳥取県の地方創生のモデルを見るような気がした。

13日、今年も恒例の盆踊りのシーズンが始まり、河崎地区は伯母山自治会の盆踊りでスタートを切った。













１４日、二日目の盆踊りは、地元の御建自治会の盆踊りで、ここでは毎年、焼きそば職人になっている。













１５日、三日目の盆踊りは弓浜の各地区を回り、忙しい夜となった。

和田地区の盆踊りは、地元で活動する和田荒神太鼓が祭の雰囲気を盛り上げていた。











富益地区の盆踊りは、米子がいな太鼓の子供達の演奏で始まった。














夜見地区の盆踊りは、各自治会毎がそれぞれの踊りで祭りを盛り上げる。

毎年、消防団がポンプ車を待機させ、万が一に備える姿に感心していたが、今年はポンプ操法大会で初優勝し、日頃の取り組みを結果に結びつけた。










１５日の最後の盆踊りは、河崎地区の芝谷自治会で３日間のフィナーレを飾った。

この自治会の結束は、河崎地区は勿論のこと、知る限り一番で、子供からお年寄りまで自治会が一丸となって祭りを盛り上げている。









毎年、盆踊り会場を梯子する３日間だが、この時期は中・高の同窓会も開催されており、毎年参加できないのは仕方ないとは言え心残りでもある。

11日の午前中、県議会の地域振興県土警察常任員会の県内調査で、米子市東山運動公園を視察した。

この度、県と米子市の間で皆生温水プールと交換される事になった東山水泳場の飛び込み台。
















一番高い10ｍの飛び込み台は足もすくむ高さで、先端に立つことさえ出来なかった。










飛込競技のコーチに促さられ、恐る恐る飛び込み台の先端に立ち、作り笑顔での握手。

昭和６０年のわかとり国体で整備された飛び込み台も３０年が経過し、今では国際基準に適合しないとの事であった。







飛び込み台からは東山運動公園が一望でき、トラック改修はしたものの、老朽化したスタンドの陸上競技場が眼下に見ることが出来た。

この後、老朽化の象徴として汲み取り式の便所を体験してもらい、午前の現地視察を終了した。








午後からは鳥取県西部総合事務所に場所変え、初めに米子・境港間の高規格道路の問題について、鳥取県、米子市、境港市、の３者で意見交換した。










この道路整備の問題は、平成２４年から「道路のあり方勉強会」で協議されているが、米子市、境港市、日吉津村の思惑の違いから、３年たっても意見集約が出来ずに今日に至っている。










続いて、米子駅南北自由通路の整備について、米子市にＪＲを交え意見交換をした。

新駅ビルの整備に関して、米子市と鳥取県の支援方法、建築規模等について協議し、あらかたの方向性が確認できた。







この度の常任委員会の県内調査は、今後の県有施設、市有施設等の管理のあり方や米子・境港間の高規格道路の進展、或いは米子駅周辺整備のあり方等について、鳥取県の描く地方創生に大きく係る事から、前回の委員会で提案し実現したものである。

会議を通して感じた事は、長年の縦割りの弊害か、或いは自治体間の利害関係等からか、それぞれが建前に終始し、胸襟を開いて率直な議論を交わす空気が全く無い点である。

同様な空気は西部広域議会でも経験したが、先ずはそこを是正する事が大前提であり、国と県と市町村が並列で共に知恵を出し汗をかく、これこそが地方創生の肝だと改めて感じた。

以上の観点から今回の県内調査がその一助となるべく、今後も継続して取り組んで行く事を再確認しながら、先ずは９月の自民党代表質問でその点についても議論したい。