19日、6月定例会の一般質問も5日目となり余すところ22日だけとなった。
改選後初議会と言う事もあり、自己紹介と知事とのエール交換が質問前の儀式となる中、この日の共産党議員のマシンガンの様な質問攻めは、和気藹々の議場の空気を一変させた。 早口で矢継ぎ早に捲くし立てる様は常軌を逸していると感じたが、これも議案質疑も含め25分の質問時間と、質問回数が5回までとの制約が生んだ副産物だと感じた。 圧倒的な支持率で3期目の当選を果たした知事に対し、時に語気を荒げながら詰め寄る姿勢は、ご機嫌伺いの議員より見上げたものだが、美術館整備と透析患者への医療費補助を例示しながら糾弾するロジックは共産党の体質そのものと言える。 この点が修正されるとブレない野党として議会においても存在感を増すと思われるが、残念ながらそこが共産党たる所以なのかもしれない。 横道にそれたが本来一般質問と議案質疑は別のもので、それぞれ質問時間を確保すべきであり、質問回数も制約せず一問一答方式の方が、議論も分かり易くさらには深まると思うのだが。