2014年03月

「米子建築塾10周年の作品展」

30日、米子市美術館で開催されている米子建築塾10周年の作品展を見学した。


10年間の活動報告と共に、メンバーの各建築家の作品紹介もされ、今後の公共建築に反映させる必要性を強く感じた。

 

 






 

 

29日開催された米子建築塾主催の「まちトーク」の講師、西村氏の作品で、岩見沢駅複合駅舎が紹介されていた。


米子駅南北自由通路の整備を控え、参考にすべき考え方であり、彼らの発想を具体的に取り入れる仕組みが重要だと感じた。

 

個別事情があるにしても、美術館でイベント開催中に図書館が休館とは如何なものか。    図書館・美術館として、一体的な施設整備をした意義を再度問い直したい。

 

「第5回サイクルトレイン」

29日、第5回サイクルトレインが実施され、9時から米子駅前のだんだん広場で出発式が行われた。

司会は米子市議会観光議連の岩崎幹事長。

 

 

 






 

 

安木会長の挨拶。

「観光議連のメンバー3名が、引退や県への鞍替えで半減するが、残ったメンバーで頑張って頂きたい」と街頭演説さながらに声を張り上げた。

 

 

 

 





 

南葉駅長の挨拶。

安木会長につられたのか、南北自由通路整備事業に言及され、出発式の挨拶は図らずも政治色を帯びていた。

 

 

 






 

 

大塚観光課長による注意事項の説明。

この取り組みが評価されたのか、次長級に昇任された。

 

 

 

 







 

年度末で参加者数が心配されたが、20名近くが集まり安堵した。

 

 

 

 

 






 

南葉駅長を囲んでの記念写真だが、体調不良のため参加出来なかった事が悔やまれる。

 

 

 

 






 

 

9時42分発射の臨時列車で黒坂駅に向かい、そこから金持神社~根雨宿~たたら資料館~そば道場たたらや~江尾城~米子駅と約60KMのサイクルコースである。

 

 

 






 

 

毎回、JR米子の皆さんが横断幕を用意され、見送りをして頂いている。

 

 

 

 

 






 

5回に亘るサイクルトレインは今回で最後となるが、今後はさらにバージョンアップして、定着される事を期待する。

 

 

 

 






 

 

JR米子の若手職員の見送りを受け、臨時列車は黒坂駅に向けて出発したが、真価が問われるのはこれからであろう。

継続は力なりと言うが、まさにその通りと感じながら見送った。

 

 

 

 

「米子市河崎保育園、卒園式」

28日、河崎保育園の卒園式に出席し、暖かい陽気の中、28名の園児が巣立って行った。

6年以上在籍した園児もいて、見送る先生方も涙で声が震え、毎年の光景だが、大切に育ててきた事が見ていても分かる。

 

 

 





 

 


一人一人が将来の夢を語り、園長先生から卒園証書を受け取るのだが、中には泣きじゃくり話せなくなる園児もいた。

その時は皆で助け合い、幼くてもしっかりと社会性も身に付けていると感じた。


卒園式で語った将来の夢を、実現した話を幾つも聞いているが、本人だけではなく、周りのものもエネルギーを貰っていると実感する。

 

 

 

「3月定例会、閉会」

26日、3月定例会は最終日を迎え、平成26年度当初予算、593300万円を含む55議案を可決し閉幕したが、新聞でも報道された藤尾副議長に対する辞職勧告の提出で終日紛糾した。

 

辞職勧告提出の経緯についてだが、二年前の246月の正副議長選に於いて、共に議会改革を柱とし、特に藤尾副議長は議会基本条例の策定を公約とし当選を果たした。

 

その後、議長の負託を受け、議員定数・議会改革特別委員会では、2年間に亘り、毎回、正副議長の出席を求めて議会基本条例の策定に向け議論を重ね、今定例会に議案上程する運びとなった。

 

この度の陳情3件は、今回上程している議案に反対するもので、その陳情に賛成する事は、議論の末に合意した議案に反対の意思を示す事となる。

 

「後ろから撃たれるようなものだ」と委員長が激昂するのも当たり前で、暫時休憩中に副議長と協議したが、釈明するどころか議員個人の権利だと開き直る始末であった。

 

中川議員が副議長を擁護し「副議長の職務について、自治法では議長と一体とも補佐するとも書いて無い」と討論していたが、それは副議長の権限についての記述で、書いてないから一議員の権利だとの主張は、彼らしいとは言え議会運営を無視した暴論である。

 

議長を補佐し共に円滑な議会運営に当たるのは、条理上も議会運営上も当然の事であり、そうでなければ2年間何の為、議長と共に委員会に出席したのか説明がつかなくなると反論した。

 

副議長の辞職勧告は、正副議長を誕生させた政治理念の微塵も無い左右混合勢力で否決されたが、残念ながら、これが常識も道理も通らない米子市議会の実態だと痛感した。

 

「行財政改革問題等調査特別委員会」

25日、委員会が開かれ、第3次行財政改革大綱の策定について、公共施設白書について報告があった。

 

初めに第3次行革大綱について、計画期間を27年度から31年度の5ヶ年とし、26年度末に策定するとの事であったが、今後の行革の大きな柱は言うまでも無く、公共施設のマネジメントである。

 

私としても2期目の大きな取組課題であり、当初は中期財政見込みに於ける投資的経費の財政フレームで議論が始まり、以来、公共施設のマネジメントの必要性を訴えてきた。

 

委員会では、ベテラン議員から施設の統廃合について、行政サービスの低下を招くとの意見が出ていたが、着手しなければサービスの低下どころか財政破綻に向かって転がり落ちる事を理解すべきである。

 

続いて公共施設白書の説明があったが、昨年の9月議会までは必要性を認めず、個別の施設毎で管理すると答弁していた事を思えば、国の方針が示されたとは言えドラスチックな政策転換だった。

 

それにしても来年度以降の本格的な議論に係われないのは残念でならないが、その分、改選後の新蒼生会の活躍に期待したい。

 

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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