12日の午後から委員会が開かれ、負託された議案、陳情等を協議した。
予算審査では、総括質疑でも問題となった弓浜地域老人福祉センターについて、一連の経緯の説明があり、事前の説明が不足していたと当局からの謝罪があった。
簿価による土地取得に対し、一石二鳥との副市長答弁もあったが、米子市が債務保証をする財団であれば連結決算の対象であり、将来負担の軽減の観点から当然の財政運営と言える。
次に、陳情第100号、公文書の開示のメール対応について、担当課は本人確認や情報漏えい、経費等の問題を挙げ今後の課題との認識だったが、全て言い訳に過ぎず、施設台帳の電子化も含め喫緊の課題であろう。
次に、陳情第104号、106号の秘密保護法制定に反対する陳情について、既に今国会で法案が可決しており陳情内容と矛盾するのだが、ここでも中身の議論は全くないまま主旨採択となった。
米子市議会は、議論の末に結論を導くのではなく、ろくに議論もしないまま座った位置で結果が分かる、なんとも奇妙奇天烈な議会である。