17日、米子市図書館・美術館のリニューアルオープンの記念式典が行われた。
炎天下の中、式典参加者を出迎えるヨネギーズ。
リニューアルオープンを記念して、来賓や市長他、関係者でテープカットが行われた。
エントランス広場から多目的研修室に移り、記念式典が行われた。
主催者を代表して式辞を述べる野坂市長だが、改修に至る経
緯や改修内容が主で、もう少し首長としての思いを語るべきだと感じた。
多くの関係者に感謝状が贈呈され、最後に大変な予算の中で改修工事を完工させた、美保・金田・なかやまJVにも贈呈された。
事業予算について、議会でも度々指摘しているが、感謝状一枚で片付く話ではない。
10時のオープンと共に、早速、大勢の人がつめかけ賑わっていた。
館内は木質のフローリングで、温かみのある空間となっており、ゆったりと読書を楽しめる。
自動貸出機の前には、早速、利用者の列が出来ていた。
美術館の玄関横の喫茶店もオープンし、式典終了後に立寄った。
心配をよそに、フレッシュジュースを中心にしたドリンク類や、パン、デザートが揃い、充実したメニューの店であった。
満席でドタバタされていたが、厨房の狭さが影響していると、メニューを見ながら感じた。
中心市街地の一等地に立地する図書館・美術館の改修について、硬直した縦割りの発想を廃し、より多面的な利活用を提案してきたが、残念な点や中途半端な感は拭えず、事業計画の段階で、より総合的で専門的な検討が必要だと痛感した。