2013年02月

「全員協議会」

22日の午後から全協が開かれ、議案説明と見直しされた地域防災計画の説明があった。

 

25年度当初予算について、市長選を控え、前年対比34%減の54296億円の骨格予算としたとの事だが、投資的経費を221%減とした点は、先の補正予算編成とも矛盾し納得できない。

 

次に、地域防災計画の説明があったが、何時もの事とは言え、原子力災害編に関して質問や意見が集中した。

 

今では恒例となった放射能被害やUPZの概ね30KM圏について、国の基準に対して異議を唱え、米子市で独自の基準を設けるべきだとの主張である。

 

従って答弁も毎回同じで、国以上の知見を持ち合わせないので、国の基準に準じると言った内容だが、特にがれきの広域処理の頃から顕著となり、共産党とみどり系一人会派を中心に、延々と繰り返えされている。

 

17日開催された県主催の防災講演会でも、講師の放射能線医学総合研究所主任研究員の勝部氏に対し、一部の参加者やみどり系一人会派から、放射能の健康被害の認識が低いとか、原子力村の住人ではないのか等の質問や意見が浴びせられた。

 

がれきの住民説明会の時もそうであったが、この類の人は自分たち以外の意見や主張、或は事実や知見等を一切聞こうとせず、それが国際基準や国基準であろうと全てを否定する。

 

それも個人の自由なので結構だが、元から否定しているのであれば、そもそも参加しなくても良いと思うのは私だけか。 しかしながらその様な人たちは、決まってグループで参加して、大きな声を上げている。 

 

「議会運営委員会」

22日の午前中、委員会が開かれ、3月定例会提出議案と日程について協議した。 2月臨時議会で指摘した、地域の元気交付金の補正予算は、追加提案するとの事で、4月の市長選挙を控え、絞り込んだ骨格予算となっている。

 

切れ間無い15ヶ月予算とは聞こえが良いが、政府の掛け声だけで、果たして地方まで届くのか実感が湧いてこない。

 

その他では、議長に代わり副議長から、中電に対する安全協定の見直し決議に関して、境港市議会との間で、連携して取り組むとの確認が取れたと報告があった。

 

この度の安全協定についてか、原子力問題全般についてか確認したところ、その意味が理解できないのか、憮然とした態度で「当然全般についてだ」との回答があった。

 

境港市議会との確認とは、たまたま会合で出会った際の立ち話程度で、どの様な内容だったのか知らないが、少なくとも議会同士の確認に当たらないのは、議員である以上、知らないでは済まない一般常識である。

 

「鳥取県西部広域議会、2月定例会、質問通告」

25日開催される鳥取県西部広域議会、2月定例会の質問通告を下記の通り行った。 昨年策定した基本計画の実施計画部分の見直しだが、下記の重要課題については、密接に連動する問題でもあり、以前より議会で取り上げている。

実施計画の見直しを行っても、明確な方針を示さない当局の姿勢を質したい。 2月定例会は25日の午後2時に開会するので注目して頂きたい。

1、広域市町村圏計画実施計画について

① 25~27計画の概要と見直し点について

② リサイクルプラザ基幹改良について

③ エコスラグセンターの運営方法について

 

④ 最終処分場の現状と今後の対応について

 

「議員定数・議会改革問題等調査特別委員会」

本会議終了後、委員会が開かれ、陳情・請願等の取り扱いについて、再々の協議をしたが、恒例の持ち帰りとなった。

 

昨年から、毎回、持ち帰りとなっているので言及はしないが、定数削減に続き委員会で集約出来なければ、市民との意見交換会を実施すると委員長提案があった。

 

その様な事態となれば、定数削減と同様に、何も決めれない議会として、再度市民の前で自らの無能を曝け出す事となる。

 

「予算審査特別委員会、分科会審査」

総括質疑終了後、各分科会が開かれ、中でも対象事業の多い建設水道委員会では、総括質疑に引き続き、地域の元気交付金の対応について議論が集中した。

 

補正予算の規模について、副市長から、当初24億円程度の予算規模であったが、県との協議の中で、元気交付金の採択は困難との判断から、やむなく124億円程度に止まったとの答弁があった。

 

今回、予算化を見送った12億円の事業とは、25年度予定していた義務教施設の耐震化事業で、そもそも元気交付金には始めから該当しない。

 

議会を馬鹿にした様な答弁で、この点について委員から追求は無かったが、総括質疑では答えず、その場が収まれば良しとする態度は、甚だ不誠実と言わざるを得ない。

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

http://www.michiakinozaka.com
E-MAIL
 mail@michiakinozaka.com
→Facebook

ギャラリー
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
記事検索
アーカイブ