29日、6月定例会も最終日を迎え、議案・陳情審査の採決と正副議長選挙等が行われ、松井議長、藤尾副議長が誕生した。
蒼生会等が支持した議長候補の渡辺議員は、14-14の同数となり、くじ引きで敗れ、副議長候補の遠藤議員は13―14で敗れた。
敗因は、私の非力と藤尾議員の会派離脱は別にして、ある一人会派の1票が、相手に奪われた事が、最後の決め手となった。
その一人会派は、正副議長戦について、慣例的なベテラン議員の順送りを批判し、人物本位と世代交代を強く主張した上で、渡辺候補と遠藤候補の支持を約束していた。
それにも拘らず、棄権どころか自らが全面的に否定していた象徴的存在とも言える、松井、藤尾議員に1票を投じ、正副議長の勝敗を逆転させた。
この事は、良識的な人だけに極めて不可解な行動であり、相当な力が働いたと推察するしかないのだが、今後の議会運営に、大きな影響を与えた事は間違いない。。