2012年04月

春日公民館で市民との意見交換会。

22日、春日公民館で開かれた意見交換会は、参加者が6名に止まり、その内2名が現職議員、1名が元議員で、地元住民は僅かに3名であった。

議員定数についての意見は、1名が賛成意見を述べただけで、その他は元議員が就将公民館から引き続き参加して、大声で議員・議会に対しての批判を繰り返した。

発言のあったもう1名は、米子市は周辺地に比べ観光の魅力が少なく、有効な対策が見当たらないとの意見で、同様な意見は市民の間でよく聞く声でもある。

私は、米子市独自の観光地に拘る必要は無く、周辺からの取り込みと連携策を確立するべきで、具体的に言えば、様々なコンベンション誘致に加え、米子の商業集積の復活だと考えている。

 

広島県呉市、江田島市、福山市、会派行政視察。

18日、広島県呉市の呉海上自衛隊を視察し、練習潜水艦「あさしお」に乗船する事ができた。


一般の乗船はしていないとの事だが、特別に呉市議会議長の紹介で体験する事ができた。


艦内は撮影不可の為、下船後デッキでの写真となった。

 

 





現役の訓練艦で、1回の航海は3ヶ月にも及ぶとの事。 当然の事だが、その間は外部との連絡は遮断され、狭い艦内での過酷な任務に従事する。


ベット数も限られており、昼夜3交代で使用する為、他人の温もりの残るベットに入るのが苦痛との話を聞いた。


海上に浮いているのは1/3程度で、海中に沈んでいる部分も含めると、その大きさに驚かされる。

 




大和ミュージアムに展示されている、1/10の戦艦大和の精巧な模型。

当時の日本の造船技術の粋を集めて建造され、世界でも最高水準の技術を誇った。


ボランティアガイドの巧で熱のこもった説明には驚かされ、1時間余りの時間があっという間に過ぎた。

 

 





大和ミュージアムの横に退役潜水艦が設置されているが、陸に上げるとその大きさには驚かされる。


胴回りはジャンボジェットと同じくらいで、先ほどの練習潜水艦「あさしお」はこれより一回り大きいとの事であった。、

 





 

 

19日の視察終了後、江田島の海上自衛隊の幹部候補生学校を視察した。


明治21年、創建された旧陸軍士官学校をそのまま使用しているのだが、全く古さを感じさせず、今尚荘厳な佇まいである。

 

 

 





正面玄関に立つと、建築の美しさと力強さに圧倒されると同時に、歴史を作った偉人達の若き魂の叫びが聞こえてくる様な気がする。

 

 

 





 

 

建物を縦断する100Mもある廊下の景観。

写真では、その美しさも迫力も何一つ伝わらない。

 

 

 

 







 


 

大正時代に造られた石の外壁の大講堂。


その重厚さは、記念すべき式典に相応しい。 玄関は海と正対しており、大講堂の正面玄関は今も昔も海だと聞いた。


従って学生は、入学時には海からこの大講堂に入り、卒業時には海へと巣立って行く。





 

 

大講堂の演壇前での写真だが、式典では音響装置は一切使わないとの事。


人の声が講堂内の隅々にまで届く空間設計が施されており、自然の給排気にも配慮された設計は、当時の日本人の技術の高さを物語る。

 

 





 

音戸の瀬戸の清盛塚。 1184年い音戸の瀬戸を切り開く大工事の際に、建立されたと伝えられている。

 

 

 





 

 

平清盛が切り開いた音戸の瀬戸。


先に見える鉄の橋梁は,工場で組み立て、そのままクレーン船で運び設置したとの事。


さすが日本一の造船のまち「呉」ならではの話に唖然とした。

 





 

 

呉市役所の行政視察。


視察項目は、農業振興事業と健康管理増進システムについて取り組みを聞いた。

 

 

 





 

20日は、福山市役所で、温暖化対策事業と中電のメガソーラーを含む福山スマートエコタウンの取り組みを視察した。


崎津のメガソーラーとは随分と内容が違っており、それ以外でも各施設の売電価格の交渉等も含め重要だと感じた。

 

 

 

 

建設水道委員会

17日の午後から委員会が開かれ、弓ヶ浜半島の海岸侵食問題について、南公園墓地の無縁墓処理について報告を受けた。

海岸侵食問題については、国交省日野川河川事務所の副所長等を招き、過去の経緯と今後の対応について説明を受けたが、特筆すべき内容も無く、1時間余りベテラン議員が昔話に花を咲かせる結果となり、他の議員は押し黙ったままの何時通りの光景であった。

中海問題等調査特別委員会

17日の午前中委員会が開かれ、調査課題について、委員会設置の必要性について、各委員からの意見を聴取した。

特別委員会の必要性について、賛成意見は4名で、水質等の環境面、観光や漁業等の経済面、高潮等の防災面等、多岐に亘り総合的に議論する場が必要と主張した。

一方、反対意見は2名で、大橋川拡幅問題、護岸提のかさ上げ、浅場造成等、主な懸案事項は進展しており、中海会議等の報告を受け適宜意見を述べれば良いとして、常任委員会での対応を主張した。

委員長といして意見を述べる場面は無かったが、特別委員会のあり方について、今後代表者会等で意見集約されるとの事なので、各委員の意見を踏まえ、委員長としての意見を申し述べたいのだが、Ⅰ委員会の個別事情と言うより、特別委員会と常任委員会のあり方についての議論だと考えている。

市民福祉委員会

16日の午後から委員会が開かれ、第2次米子市一般廃棄物処理計画について、各委員からの指摘事項が述べられた。

これらの意見は、策定審議会に委員会意見として報告されるとの事だが、中にはごみは可能な限り焼却処理せず、リサイクルすべきとの意見があるが、ヒステリックな非現実論で、温暖化ガスの総量抑制の観点が抜け落ちている。

非効率なリサイクルのために、温暖化ガスの排出量が増加しても意味が無い。 安売りの卵を求めて、遠方のスーパーに車を走らせる、そんな滑稽さに似た議論とも言える。

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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