2012年03月

強小の森スポーツパーク、起工式。

30日、SC鳥取のYAJINスタジアムを含む、「強小の森スポーツパーク」整備工事の起工式が行われた。

旧安倍山ゴルフ場の樹木は殆ど伐採され、全景が見渡され、思いの外その広さに驚かされる。

 

 





 

1番ホールのフェアウエー辺りに設営された地鎮祭会場。 強い南風でテントが時折揺れていたが、無事神事を終了した。

 

 





 

 

 

地鎮祭会場。 ただす神社の宮司による神事が、厳かに執り行われた

 

 

 






 

 

「強小の森スポーツパーク」の計画図面。 7ヘクタールの敷地にサッカー場、、多目的グランド等を整備する。

 

 

 

 





 

クラブハウスはかなり老朽化していおり、相当な補修が必要だと思うが、鉄骨の骨組み自体はしっかりしている。

2Fのベランダからの眺望は、なかなか絶景である。

 

 

 





 

地鎮祭に続き懇親会での塚野社長の挨拶。 多くの人から愛される場所にしたいとの熱き思いを語る。

彼には、言葉ではなく、その生き様を通して、行動する事の尊さを学ばせて頂いた。

今後も熱いコアとして、走り続けて欲しい。

 

 





懇親会の参加者。 正面の窓が建物の西側で、メイングランド方向に当たる。

 

 

 





 

 

「YAJINスタジアムをみんなでつくる会」、武海会長の挨拶。 JFLに昇格した頃の思い出を語り、人と人との縁や絆について、その大切さを語る。

今後、多額な建設資金を集める役目でもあり、この時代に大変だと思うが、夢の実現に向けて奮闘して頂きたい。

 

 




 

米子信用金庫の鷲見理事長による、乾杯の発声。 話の内容からして、単に金融機関を代表しての挨拶ではなく、ガイナーレに対する思いが伝わってきた。

 

 

 





 

30日、「強小の森スポーツパーク」の起工式に参加した。 7千人を収容するYAJINスタジアムが11月には完成し、J2のゲームを年間3~4試合、開催する計画である。

今から10数年前、昭和町の酒屋の倉庫でスタートした夢は、大きく育ち今日の日を迎えた。 たった1人で始めた小さな夢だが、熱い思いと諦めない心が、可能とした快挙と言うしかない。

酒屋の倉庫時代をを知る者として、彼への称賛を通り越して、思い続ける事、やり続ける力、それがどれ程の可能性を秘めているか、その大きさを感じるセレモニーでもあった。

多くの人の力を結集して、YAZINスタジアムはスタートを切った。 そしてこれからも歩を止めず、J1に向かって進化していく。 そのエンジンは米子市民一人一人の小さな力の結集である。 

 

 

 

 

 

全員協議会で判決報告。

3月定例会終了後、全員協議会が開かれ、クリーンセンターの談合事件に係る住民訴訟で、市に要求していた1億円の弁護士報酬訴訟の一審判決結果が報告された。

一審判決では、弁護士報酬として8千万円の支払いが命ぜられたが、市の主張している5千万円を下回る額とは大幅にかけ離れており、控訴するかどうか検討するとの事であった。

同様の訴訟事件での事例として、住民訴訟の原告に対し支払った弁護士報酬を、原因者(企業)に弁済させた判決があるとの事で、仮に控訴をしない場合でも、企業に対して支払いを求めるとの事であった。

しかし、企業側も米子市と同様に、すんなりと8千万円の判決額を認めるとは考え難く、妥当な弁護士報酬額について争点となるのは明白であり、この点から言えば、この度の住民訴訟に企業を参加させておくべきであった。

何れにしても、企業を相手取り訴訟となれば、請求権について時効の問題もある事から、単に一審判決が良い悪いだけではなく、総合的な判断が求められている。

24年3月定例会、閉会。

27日、3月定例会も最終日を迎え、全ての議案、予算、陳情・請願を採決し閉会した。 今定例会の総務企画委員会所管の審査項目は多くあり、委員長の審査報告も7ページに及んだ。

中でも紙面を費やしたのは、市民自治基本条例の制定についてで、委員会に検討委員会の正副会長を参考人招致した事から、出来るだけ発言内容をそのまま盛り込んでためである。

制定に反対する討論では、委員長報告での参考人の証言など全く無視して、従前どおりの反対グループの主張を繰り返すだけで、事実に基づく反論は一切無く、単に客観性の無い感情論に終始した。

また、緊急事態基本法の早期制定を求める意見書提出の請願については、「大災害の対応のみならず、テロや軍事的脅威も含んだ議論なのか?、仮にそうであれば、市民の理解は得られるのか」との主旨で質疑があった。

初に、テロや軍事的脅威も含まれるのかについては、国民保護計画等にも位置づけられており、当然含まれた議論でる。

次に、市民の理解についてだが、近年の度重なる領海、領空侵犯、核ミサイルの脅威、領海内での武力行為等は、現実のものであり、我が国が抱える危機問題として、広く認識されている旨の答弁をした。

余談だが、日本国憲法を始めとして、関係法はこれらの問題に対し未整備であり、有事の際に日本国民の生命財産を守るだけの法的根拠を有していない。

この問題に関しては、議論する場が違うので、国において十分な議論をして頂きたいのだが、国会もあの様な状況となれば、座して死を待つのみと感じる。

議員定数・議会改革等調査特別委員会

26日委員会が開かれ、2月に5会場で開催した市民との意見交換会の結果報告について、意見交換した。

各会場で実施したアンケート結果では、削減数に関して現状維持が6人、2削減が2人、3削減が4人、5削減が6人、6削減が10人、8削減が7人で、5人以上の削減を望む声が圧倒的であった。

この結果について、委員から「意見交換会に参加した市民は限られており、民意とは言い難い」との意見があったが、意見交換会に至る議論の経緯を全く無視した発言であり、貴重な意見を頂いた市民に対し、冒涜以外の何ものでもない。

また、この特別委員会を設置する発端ともなった陳情の審査について、継続審査のまま採決していない点を挙げ、議会の総意ではないとの意見まで飛び出した。

委員会設置や意見交換会に至る経緯は説明したが、議論の前提も根拠も全く無いでたらめな意見で、議会の正式な委員会での発言なのかと唖然とした。

震災がれき受け入れで、全員協議会開催。

23日の予算委員会終了後、全員協議会が開かれ、環境省の広域処理推進チーム長と鳥取県生活環境部長等を招き、東日本大震災の災害廃棄物処理について説明を受けた。

内容については、既に報道もされているので控えるが、一番大事な安全性について、もともと放射能汚染が心配される福島県は対象としておらず、健康への影響は、日本人の平均自然放射線量1,48ミリシーベルトを大きく下回る0,01ミリシーベルト以下で、無視できるものとした。

議員から様々な質疑がされたが、その中で、県内他市町村の対応はどうなっているのか、何故米子市だけが犠牲になるのかとの質問があった。

震災がれきについては、安全性の確保が前提となっており、犠牲とはどの様な意味なのか理解に苦しむ。 東日本の被害が如何に甚大であろうとも、危険な物を他府県にばら撒いていいはずがない。

従って、この度の受け入れは、東日本の犠牲ではなく、東日本の復興への貢献であり、日本の未来に対する日本国民の責任だと私は考えている。

いずれにしても、受け入れるためには諸条件を解決した上で、住民の理解が欠かせないのは言うまでもない事だが、安全性等の諸条件が解決され時、一人一人がどの様に考えるのか。 まさに、そこが問われているのだと思う。 

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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