30日、SC鳥取のYAJINスタジアムを含む、「強小の森スポーツパーク」整備工事の起工式が行われた。
旧安倍山ゴルフ場の樹木は殆ど伐採され、全景が見渡され、思いの外その広さに驚かされる。
1番ホールのフェアウエー辺りに設営された地鎮祭会場。 強い南風でテントが時折揺れていたが、無事神事を終了した。
地鎮祭会場。 ただす神社の宮司による神事が、厳かに執り行われた
「強小の森スポーツパーク」の計画図面。 7ヘクタールの敷地にサッカー場、、多目的グランド等を整備する。
クラブハウスはかなり老朽化していおり、相当な補修が必要だと思うが、鉄骨の骨組み自体はしっかりしている。
2Fのベランダからの眺望は、なかなか絶景である。
地鎮祭に続き懇親会での塚野社長の挨拶。 多くの人から愛される場所にしたいとの熱き思いを語る。
彼には、言葉ではなく、その生き様を通して、行動する事の尊さを学ばせて頂いた。
今後も熱いコアとして、走り続けて欲しい。
懇親会の参加者。 正面の窓が建物の西側で、メイングランド方向に当たる。
「YAJINスタジアムをみんなでつくる会」、武海会長の挨拶。 JFLに昇格した頃の思い出を語り、人と人との縁や絆について、その大切さを語る。
今後、多額な建設資金を集める役目でもあり、この時代に大変だと思うが、夢の実現に向けて奮闘して頂きたい。
米子信用金庫の鷲見理事長による、乾杯の発声。 話の内容からして、単に金融機関を代表しての挨拶ではなく、ガイナーレに対する思いが伝わってきた。
30日、「強小の森スポーツパーク」の起工式に参加した。 7千人を収容するYAJINスタジアムが11月には完成し、J2のゲームを年間3~4試合、開催する計画である。
今から10数年前、昭和町の酒屋の倉庫でスタートした夢は、大きく育ち今日の日を迎えた。 たった1人で始めた小さな夢だが、熱い思いと諦めない心が、可能とした快挙と言うしかない。
酒屋の倉庫時代をを知る者として、彼への称賛を通り越して、思い続ける事、やり続ける力、それがどれ程の可能性を秘めているか、その大きさを感じるセレモニーでもあった。
多くの人の力を結集して、YAZINスタジアムはスタートを切った。 そしてこれからも歩を止めず、J1に向かって進化していく。 そのエンジンは米子市民一人一人の小さな力の結集である。