2012年02月

24年度3月定例会、開会

     28日、24年度当初予算等を審議する3月定例会が開会した。 3月定例会は会派による代表質問制を採っているので、6,7日の2日間が「蒼生会」の質問日にあたり、7日の会派の最後が私の質問となる。

 

     24年度当初予算に関しては、既に報道されている通りで、歳出削減路線から一転じて過去最大の予算規模だが、問題は中身であり、事業の集中と選択、優先度、緊急度、一貫性、費用対効果等の観点から、議会質問を通して質して行きたい。

 

以下が私の質問項目です。

 

1)         公共施設の長寿命化計画について

2)         公の施設整備と社会資本整備の現状と課題について

3)         米子市環境基本計画について

4)   教育行政の諸課題について

 

1) ① 橋梁の長寿命化と耐震化について

        市営住宅の長寿命化計画について

 

2)① 優先度判断と統廃合について

  ② 米子城跡、公会堂、山陰歴史観整備事業について

        施設の耐震化と維持・設備改修について

        急傾斜地崩壊対策事業について

        重要幹線道路の整備について

 

3)        ① 自然エンルギーと省エネルギー政策について

        生活排水の適正処理について

        廃棄物の適正処理について

 

4)① 小中一貫教育と一貫校の必要性について

  ② 学校給食の滞納問題について

  ③ 給食センター建設とアレルギー対応について

西部広域議会、2月定例会

24日、西部広域議会の2月定例会が開かれ、一般質問に立った。 毎議会、質問者は少なく、今議会は私一人であった。 

 

西部広域議会の議員は、米子、境港市以外の町村は、議長が議員として出て来ている。 その関係があるのか無いのか、誰として質問する議員はいない。

 

この様な単に当局提案の議案を、追認するだけの議会であれば、制度上設置しているだけで、全く持って税金の無駄である。

 

以下、私の質問原稿だが、最終処分場の問題は、自治体の基幹事務でもあり、遅々として進まないこの課題について、各首長も危機感を持って取り組む必要がある。

 

西部広域行政管理組合議会 24年2月定例会 質問原稿 野坂道明

 

     一般廃棄物最終処分場の延命化の取り組みについて

1、延命化の取り組み状況について尋ねる。

2、延命化の手法について、具体的にどの様な調査・研究をしているのか。

{追求}

一層の現容効果が得られるよう努力するとの事だが、具体的には排出抑制、スラグ化とその資源化以外は、何も取り組んでいないとの理解で良いのか。

3、延命化対策として、最終処分場再生事業があるが、活用の検討はしたのか。

{追求}

1、再生事業の概要について尋ねる。

2、民間施設なので交付金の対象にはならないとの事だが、具体的に国に要望したのか。

 

     溶融施設の現状と今後の課題について

1、 焼却灰の搬入量の減少に伴い、スラグ化出来ない不燃残渣が増加しており、最終処分場に数千トンもの不燃残渣が仮置きされ、年々増加していると聞くが、経緯について尋ねる。

{追求}

可燃ごみ焼却灰の減少との事だが、下水道汚泥の焼却灰の影響はどの程度あるのか。

2、 この件について、どの様な対策を採るのか。

{追求}

  埋め立て対象物なので適性に処分されるとの事だが、何故、適性に処理されず山積みされているのか。

3、 28年度以降の可燃ごみ処理計画を踏まえ、溶融施設の稼動について、最終処分場の影響について、どの様な対策を考えているのか。

{追求}

  地元対策委員会と協議中として一切示さないのだが、本来、承認後の処理方針も示した上で要請するのが誠意ではないのか。 仮に、計画に同意が得られなかったらどの様に対処するのか。

     一般廃棄物最終処分場建設に関する調査・研究について

1、建設可能な地域について、どの様な調査・研究をしてきたのか。

{追求}

  具体的に取り組んでいないとの事だが、埋め立て期間が10年も無い現状において、危機感が全く無い。 昨年、本会議でもこの点について厳しく指摘したが、何故、取り組まないのか。

2、建設予定地が確保出来ない場合、どの様な対応が考えられるのか。

{追求}

1、仮に、建設予定地を確保できても、供用開始まで最低10年は必要との答弁であったが、矛盾しないのか。

2、産業廃棄物最終処分場の整備計画について、どのような情報を有しているのか、またはどの様な関与があったのか。

3、一般廃棄物の最終処分場としての検討はしたのか。 また、合わせ処理を含め、今後の可能性はあるのか。

 

 

 

 

米子商工会議所、青年部2月例会

 青年部2月例会に、パネリストとして参加した米子市会議員。

 向かって左から稲田、野坂、中田、小林、国頭の各議員。

 

 

 

 

23日に米子YEGの2月例会が開催され、米子駅南北一体化事業について、パネルディスカッション方式で意見交換をした。

本日の日本海新聞に、一面を使って青年部の取り組みが掲載されており、青年部のやる気が伝わってくるのだが、事業化については一向に進展が無い。

パネルでは、進展しない現状に業を煮やしたのか、市長と当局批判が叫ばれ、同調する議員がさらに批判を繰り返すのたが、予算や施策を議決、承認しているのは議会であり、無責任な発言の前に、自らの責任を自覚するのが先決であろう。

批判に終始していても何も変わらない。 事業を進展させる為のアイデアや手法について、一緒になってもっと知恵と汗をかく必要があると感じた。

 

 

 

 

 

 

 

富益公民館で市民との意見交換会

22日開かれた富益公民館の意見交換会で前半の一区切りとなり、この次は4月に加茂、就将、春日、崎津の4会場で実施される。

 

富益公民館の参加者は11名で、議員定数に対しての発言は、一部の人に限られ、削減賛成が2人で反対が1名であった。

 

削減反対の参加者から、「まず削減ありきの議論は根拠に乏しく、議会のあり方から議論すべき」との意見があった。

 

この点については、委員会でも議論したところで、削減数の前提には当然の事だが、議会のあり方について、それぞれ方針を持って発言している。

 

つまり、単に削減数だけの議論であれば根拠に乏しいのだが、自治法改正、人口規模、行政面積、財政状況、民意、議会運営等、現下の状況を総合的に勘案して、適性数はどこにあるのかと言う議論であり、その様に答弁した。

五千石民館で市民との意見交換会

21日、五千石公民館で開かれた意見交換会は、参加者は15名であったが、その中の元米子市職員や元議長から、叱咤激励もあり活発な会となった。

 

議員定数削減に対しての意見は、ほぼ拮抗していたが、削減反対の参加者は、どこの会場でも「少数意見が市政に届かなくなる」との同じ主旨の発言をされる。

 

少数意見とは,具体的に何を意味するのか不明確だが、私は少数意見の反映と議員定数は、直接的にさほどの相関関係は無いと答弁している。

 

その理由は、市民の声を聞くのはあくまで手段であり、目的は市政に届け政策に反映させる事であり、その観点から言えば、数より質が重要と考えているからである。

 

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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