2012年01月

総務企画委員会報告。

31日の午前中、緊急で委員会を招集し、27日発生した島根原発2号機の中性子計測装置の故障に係る現地確認について、実施した防災安全課から報告を受けた。

故障した計測装置は、全て取替え正常に作動しているとの事だが、原因については放射能等の対策を施し、今後、詳細に調査するとの回答であった。

立地自治体の島根県と松江市は、立ち入り調査を実施したそうだが、米子市の現地確認と同じ内容であり、この点に於いても、安全協定を締結した意義は大きい。

委員からは、相変わらずの廃炉一辺倒の主張や、聞きかじりの技術論が述べられたが、それは論外として、市民に対して分かりやすく、且つ正確に情報を伝える点と、専門職員を有する島根県や鳥取県との連携は、米子市の対応として特に重要である。

複数の委員からも同主旨の発言があり、委員会の指摘事項として取りまとめた。

 

島根原発2号機で計器異常。

27日の午後9時25分から28日に掛けて、定期検査入りしていた島根原発2号機で、原子炉内の中性子源領域を測定する検出器が作動せず、米子市は中電との安全協定に基づき、初の現地確認を実施した。

仮に安全協定が締結されていなかったら、事後の報告を聞くしかなかった事を考えれば、格段の進展であるのだが、設置されている4台の測定器全てが故障するとは、何れにしても異常な事態である。

たまたま当日の午後1時に発電を中止し、定期検査に入っていたので、原子炉は冷温停止の状態で、安全上の問題は無いとの事だが、仮に稼働中の異常発生であれば、事態は更に深刻であっただろう。

米子市を含む関係自治体は、30日に中電から詳細な報告を受けるとの事なので、議会としても緊急に委員会を招集し、事の経緯や顛末も含め報告を受けたい。

鳥取県西部広域議会、臨時会報告。

27日の午後から臨時会が開会され、22年度決算認定について、うなばら荘指定管理者の指定について、一般会計補正予算(補正第2回)について審査・協議した。

決算審査の委員長報告は、如何にも当局作成の文章で、具体的に指摘したにも拘らず、抽象的且つ一般論であり、危機感の微塵も感じれない。

委員長報告について、事前に意見を言っておくべきであったが、ついうっかりとこの日を迎えてしまった。 今後の反省としたい。

次に、うなばら荘指定管理者の指定について、所管委員会で審査した。 委員から選考方法について、非公募としており、公平性・公開性の観点から質疑があった。

当局から問題点を認める様な答弁があり、質疑・答弁を整理したところ、答弁の修正があり、当然追求があると思いきや何も無かったので、あえて委員長報告には載せなかった。

過去の経緯からして、色々と突っ込みどころもあると思うのだが、別の委員から、単に民活を導入すべきとの意見も割り込み、何とも中途半端な委員会審査である。

補正予算に関しては特に意見も無く、時間の割には中身の無い審査であった。 西部広域議会に出て2年が経過するが、議会のチェック機能を高める必要を、自身の反省を込めて痛感する。

 

 

議員定数・議会改革等調査特別委員会報告・

27日の午前中委員会が開かれ、市民との意見交換会について、議会基本条例について協議した。 

初に意見交換会について、連合自治会長会で日程を報告したところ、開催箇所が少なすぎるの意見が相次ぎ、予定の5箇所から10箇所と倍に増やし、増やした箇所については4月の実施とした。

連合会では、「1年掛けてでも27全公民館で実施すべき」との意見も多くあったと聞くが、事前の協議が出来ておらず、調整不足と言わざるを得ない。

削減数について、委員会で意見集約できないところが出発点の意見交換会である。 市民の声を頼りとする以上、相手の要望について最大限考慮する必要があり、同時に議会側の取り組み姿勢が問われる事にもなる。

この際、要望が強いのであれば、議会側の都合ではなく、1年掛けてでも実施する必要があるのではと考える。

議会基本条例に関しては、委員会での意見を取りまとめた素案が示された。

 

 

河崎小の給食交流会。

 給食係りの生徒たちが給食を貰いに来る。 配膳室に入る

 前には、調理の職員さんにお礼を言ってから入室する。

 

 

 






 

 用意された給食を受け取り教室に持って帰る。 当然の事

 ながら、これも給食の一部である。

 

 

 






 

 一緒に給食を食べた、1年1組の生徒たちと担任の先生。

 この頃の自分の記憶は遠く薄らいだが、僅かに覚えている

 当時の給食の思い出を話した。

 

 

 






24日、河崎小の給食を子供たちと一緒に食べさせて頂いた。 参加者は安全パトロール隊、連合自治会長、公民館長等で、それぞれクラス毎に別れて準備から片付けまでを体験した。

 

給食について話をして欲しいとの事だったので、給食で鯨をよく食べた事を話した。 20人余りの生徒の中で、食べた事があるのは僅かに2~3人程度で、鯨を食べる事について、1年生の子供たちと議論した。

 

もう一つは、当日のメニューに鶏の赤ワインソースがあったので、ワインの話しをした。 何れも子供たちに質問する形で進めたのだが、答えは発想豊かで屈託のないものばかりであった。

 

給食を共にして改めて気付く事は、子供たちの輝くような可能性の大きさである。 だからこそ、食べる事の大切さや意義を教えるのは、義務教育の基本と言える。

 

そして、その義務を負っている保護者の責任は特に重たいのだが、残念ながら家庭での教育力は、日々劣化していると言わざるを得ない。

 

子供たちのキラキラした笑顔を見ていると、この国の教育のあり方について、大きな議論も必要だと感じる。

 

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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