31日の午前中、緊急で委員会を招集し、27日発生した島根原発2号機の中性子計測装置の故障に係る現地確認について、実施した防災安全課から報告を受けた。
故障した計測装置は、全て取替え正常に作動しているとの事だが、原因については放射能等の対策を施し、今後、詳細に調査するとの回答であった。
立地自治体の島根県と松江市は、立ち入り調査を実施したそうだが、米子市の現地確認と同じ内容であり、この点に於いても、安全協定を締結した意義は大きい。
委員からは、相変わらずの廃炉一辺倒の主張や、聞きかじりの技術論が述べられたが、それは論外として、市民に対して分かりやすく、且つ正確に情報を伝える点と、専門職員を有する島根県や鳥取県との連携は、米子市の対応として特に重要である。
複数の委員からも同主旨の発言があり、委員会の指摘事項として取りまとめた。