中海・宍道湖・大山圏域市長会の設立について、先日,新聞報道されたの受け、急遽、全員協議会が開かれ、経緯について報告があった。
松江市長からの出雲市加盟の要請に、定住自立県構想の政策理念や事業目的の観点から、難色を示していた野坂市長が、押し切られたのか、一転して賛成に翻った。
定住自立圏構想と山陰観光圏、或いは様々な広域連携について、行政間の課題も多く、事業効果を高めるにも論点整理する必要がある。 広域連携を否定するものではないが、拡大が拡散に繋がっては意味が無い。
その様な観点から理由を質したところ、市長からまともな答弁が帰ってこない。 「広域連携はいいことだ」との稚拙な意見を述べる議員もいたが、市長の答弁も同レベルのもので、議会に対する説明責任を果たしていない。
普段であれば、議会軽視には敏感なベテラン議員が、分野外なのか、電池切れなのか、発言をしなかった。 何れにしても間抜けな演説で失笑を買うより、沈黙の方がよほど価値はあるのだが。