2011年09月

会長・幹事長会報告

本日27日、会長・幹事長会が開かれ、議場に国旗・市旗を掲げる件について、6月定例会では陳情を不採択としたのだが、今回は議員提案として再度の協議をした。

賛成・反対の意見は、6月定例会の議論と何ら変わらないし、全会一致が最善だとは思うが、全議員の意見の一致は、もともと不可能な話である。

国旗・市旗の掲揚に対する私の見解は、6月定例会の「国旗・市旗を議場に掲げる陳情」の賛成討論でも述べた通りであり、これ以上の結論の先送りは、議会として責任放棄であり、市民に対しても不誠実だと考える。

次に、市庁舎のあり方について、当局から検討報告書が提出されたが、報告書に関して、議会からの検証や提言等もするべきとの意見に対し、特別委員会の設置の是非も含め、所管の総務企画委員会で議論する事になった。

確かに、今後の市庁舎のあり方については、合併問題や道州制等の不確定要素もあり、限定的な議論が現実的であり、その意味からして、報告書の検証は意義ある事だと思う。



C-2輸送機、美保基地で試験飛行。

昨日の25日、美保基地でC-2型次期輸送機の試験飛行が実施され、離着陸も含め、実際の飛行コースをC-1型と交互に飛んで、騒音等の違いを確認した。

機体はは1,5倍ほど大きくなっているとの事だが、騒音は格段に静かになっており、C-1の離陸時は、騒音で聞こえなかった話し声も、C-2では十分に聞き取れ、民間機と何ら変わらない印象であった。

騒音に悩まされてきた周辺住民にとって、負担軽減に繋がる事は間違いないし、会場では同様の声が多く聞かれたが、その中で、視察中の議員から、C-2の航続距離の長さから、軍事的に拡張するとの不安の声があった。

具体的には、国連のPKO活動が想定されるが、今日のPKO活動は、従来の紛争地域に出向き、単に軍事的プレゼンスを見せる時代から、複雑化する世界に対応すべく、より多面的な機能が求められている。

世界の紛争地域の治安を、米国一国で支える時代は既に終わっている。 日本も世界平和と国際秩序に対し、積極的に貢献する責任があり、今後の日本の発展に、大きく寄与する事でもある。


ガイナーレ、またもホームで惜敗。

昨日、開催された東京ベルディーを迎えてのホーム戦で、ガイナーレは0-1のスコアーで惜敗した。 このゲームは米子市のホームタウン・デイでもあり、会場に乗り込んで応援したのだが、残念な結果であった。

試合前のセレモニーで、ヨネギーズを伴なっての野坂米子市長の挨拶で、「米子市から来た人は手を挙げてください!」との一節があった。

当日は、米子からも応援バスが4台出ているが、何れも満車であり、別に今回に限った事でもないが、かなりのサポーターが鳥スタに向かったのは間違いない。

この様な事を、知る由もない市長の発言だと思うが、米子市を始めとする県西部の多くのサポーターは、ガイナーレ発祥の地、米子市での開催を今でも熱望している。

米子市から来た人の勘定をする前に、このホームゲームが、米子市で開催出来ていない現状を、憂い反省した方が、米子市長の発言に相応しい。

 

建設水道委員会

9月22日委員会が開かれ、議案3件について審査した結果、全て可決としたが、予算審査の総括質疑で指摘した、市営上福原住宅の外壁修繕費について、複数の委員からも厳しい指摘があった。

この2000万円にも上る修繕費は、補正予算要求の査定状況書を見ると、「住宅の老朽化に伴なう建物損傷の内、早急に修繕が必要になった」と書いてある。

2000万円にも上る多額な費用と、老朽化に伴なう建物損傷で、コンクリート片が突発的に剥離して落下したとの説明は、極めて不自然である。

更に説明を求めると、突発的に剥離する物は予見不能であり、普段からの適切な点検と維持管理は実施しているとの回答であったが、この様な苦しい言い訳を並べれば、虚偽の報告と言われても仕方ないものである。

何故、虚偽報告に等しいのかは、予算審査の総括質疑のブログで詳しく述べているが、問題は、この様な補正予算が担当課から要求され、総務部長査定、市長査定を通って、何事も無く議会に上程される点にある。

適当な説明をしておけば、議会は通るとでも思っているのだろうか。 議員、議会に対する当局の姿勢が垣間見れる。

幸いに事故には至らなかったが、場合によっては重大事故に繋がりかねない事例であり、今後二度と起こさない為にも、所管課だけでは無く、市長を始めとする幹部職員全員が、深く反省しなければならない。

そして、予算を議決する我々議員も、無用な天下・国家の空論等、無意味な演説は止め、議決機関としての責任を自覚し、予算審査に当たらなければいけないと痛感した。

 

経済教育委員会

9月21日委員会が開かれ、議案2件と報告事項に関し審査した。 議案2件に関しては全会一致で可決したが、予算審査と報告事項に関し質疑、指摘、要望が集中した。

初に、箕蚊屋小学校の屋内運動場に関しては、本会議の一般質問で指摘した通り、水路改修をして敷地面積を確保し、それによって建て方の見直をして、採光性等の施設環境を向上させるとの答弁であった。

次に、東山陸上競技場改修工事に関して、6月議会から指摘してきた点について、指摘通りの結果が判明し、基礎部分の全面改修を実施するとの答弁であった。

次に、東山水泳場の設備改修に関して、本会議の一般質問での指摘通り、環境負荷の低減、トータルライフコストの観点から、ガス燃料設備に見直すとの答弁であった。

最後に、図書館・美術館整備事業の実施設計予算の審査に関しては、前議会から2年度に跨り問題点を指摘してきた。 耐震補強の評定取得条件の認識については、指摘通りに是正された。

しかし、実施設計予算の内訳については、資料要求をしていたが、提出されなかったので、番外発言であったが、予算審査に関し重要な資料なので、後日の提出を要望した。

図書館・美術館の実施設計予算の審査に関し、影響を与える資料でもあり、再度の審査が必要となると思うが、どの様な場が設定されるのか、委員長の対応が待たれる。
プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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