2011年03月

東日本大震災、街頭募金活動の報告

3月19日から21日までの3日間、赤澤代議士の街頭募金活動に私も参加した。 この度の多くの善意の募金は、日本赤十字社を通じて被災者に届けられる。 街頭募金に参加して思ったのは、如何に思いや痛みを共有する事が難しいかという事である。 

そのまま通り過ぎる人でも、仮に自分の関係する人が被災者であれば、どの様な反応を示すのだろうか。 そう言う自分も、今までいろいろな募金箱の前を素通りしてきたのである。 

相手の気持ちや立場を理解して接すると言葉では理解しているつもりだが、通り過ぎる人を見ながら、まだまだ真にその域には、到底達していない自分を感じ、ひっそりと反省するのであった。

東日本大震災,奇跡の救出劇。

昨日、被災地の宮城県石巻氏で、地震発生後9日ぶりに、80歳の祖母と16歳の孫が救出された。 閉じ込められた台所の冷蔵庫にある僅かな食料で命を繋いだとの事である。

感動的な奇跡の救出劇の一方で、他にどれだけの人が今も奇跡を信じて、救出を待っているのか考えると、居ても立っても居られない気分になる。 不眠不休の救出活動を続けている、自衛隊員や消防隊員を始めとする救援隊の決死の作業には、感動で胸が熱くなり,何と言って表現したらいいのか、適当な言葉すら見つからない。

それに引き換え、政府や東京電力などの管理者側の対応には、全く逆な感情が湧いてくるのは私だけだろうか。 原発の様な施設であれ、それらを行使する権力であれ、その力が大きければ大きいほど、責任と使命は大きい。 

 被災地の現場で戦っている救援隊員に対して抱く感情が、毎日記者会見で出てくる人々から感じれないのは何故だろう。 政治やあらゆる組織のガバナンスが現場から離れてしまい、距離を埋めるだけのネットワークが構築されていない。

この様な危機的な状況下では、その事が普段にも増して顕著に表れ、後の被害を決定する。 政治や組織の管理者はそれらに真に応えているだろうか。 少なくても私にはその様に映らない。  

東日本大震災の街頭募金日程。

赤澤りょうせい代議士の街頭募金活動に参加し、私も微力ながら頑張りたいと思います。 下記の日程で実施しますので皆様方のご支援をお待ちしております。

3月19日(土)
18:00~19:00 天満屋 1Fホール
3月21日(月)
13:00~14:00 日吉津アスパル 正面玄関
16:30~17:30 天満屋 1Fホール
17:45~18:30 サティ前

米子市の被災者支援策が動き出す。

昨日の経済教育委員会で、東日本大震災に対する本市の支援策の議論の中、副市長から下記の内容で米子市独自の支援策が示された。 災害支援に関して、先日の全員協議会でも米子市が主体的な役割を担うべきと指摘したが、この度の米子市の素早い対応は大いに評価すべきだと私は思う。

平成23年3月17日  米子市建設部建築住宅課 東北地方太平洋沖地震で被災された方々への米子市営住宅の提供について 本市では、東北地方太平洋沖地震で被災された方々に対する支援の一環として、次のとおり米子市営住宅を提供します。

記 1 提供戸数   15戸2 対象者   東北地方太平洋沖地震で被災された方3 使用期間   1年間以内程度4 使用料、敷金  使用料無償、敷金免除5 申込受付期間 平成23年3月18日(金曜日)から(申込者が提供戸数に到達した時点で受付を終了します) 6 申込受付時間 午前8時30分から午後5時15分まで7 受付場所 米子市役所 建設部建築住宅課8 申込みに必要な書類  ○申請書及び誓約書(いずれも受付場所に備え付けてあります。) ○免許証、保険証、罹災証明書など住所・本人確認のできる書類(書類の提示が困難な方は、個別に対応します。)9 入居者の決定方法 先着順とします。 (担当課)建設部建築住宅課長小 西 聖 志電話 23-5260

東北地方太平洋沖地震にかかる救援物資の受付について(報告)  このことにつきまして、本日、報道機関各社に別紙のとおり報道提供を行いましたので報告します。                       事務担当 防災安全課賀須井 電話23-5337 東北地方太平洋沖地震にかかる救援物資の受付について  米子市では、鳥取県と連携して被災地に送る救援物資の受付を下記のとおり行います。                       

記 1受付期間、時間(当面8日間)平成23年3月18日(金)午後1時から午後3時 3月19日~3月25日(金)午前9時から午後3時  2受付場所 米子市皆生温泉3丁目18番2号 皆生浄化センター  (皆生東光園の東側、鳥取県営米子屋内プールの北側)  3受付品目 下記の限定品に限ります。 ①保存食(カップ麺、インスタント麺、乾パン) ②ペットボトル入りの水及びその他飲料(500ミリリットル、2リットルボトルのもの) ③生理用品 ④粉ミルク ⑤紙おむつ(幼児用、大人用) ⑥毛布(新品又はクリーニング済みのもの) ※布団は受け付けない 

【注意事項】・食料品については、使用期限が1ヶ月以上のもの・搬送に便利なように箱単位で持参していただきたい 4その他・ 支援していただいた物品については、県を通じて被災地に搬送いたします。・ 受付品目については、上記物品に限定させていただきますので、上記以外のものを持参されても引取りをお願いします。

東日本大震災への米子市の対応について。

14日、市議会の全員協議会が開催され、米子市の対応状況と今後の方針について報告があった。 現在、被災地では2次災害が心配される中,懸命な救出活動が展開されており、国、県からの依頼で、支援物資や簡易トイレ、給水車や消防隊などが福島県に向けて出発したとの事であった。

 今後、被災地支援は現在の緊急対応から復興支援に移行されていくが、中心的な役割を担うのは言うまでも無く建設業である。 関連団体に対し、様々なルートで支援の依頼があると思うが、個々の取り組みとして傍観するのではなく、米子市には是非とも主体的な役割を担って欲しい。 いや、そうするべきだと私は思う。 それが官民一体であり、協働のまちづくりである。

 緊迫した被災地支援を通して、単に文章だけの災害対策ではなく、真の災害ネットワークが形成されると考える。 私はこの点に関して発言を求め、当局に強く要望した。

プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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