16日に投開票された沖縄県知事選と那覇市長選は、共に辺野古移設反対を訴えた翁長氏と城間氏が、共に与党推薦の仲井間氏と与世田氏を大差で圧倒した。

 

大方の予想していた通りだが、「最低でも県外」の呪縛から解放されない沖縄の新たな迷走の始まりとも言える結果となった。

 

翁長氏はあらゆる手段を駆使して辺野古移設を阻止すると主張しているが、普天間飛行場の問題について具体的解決策を何一つ示していない。

 

不満と怒りを代弁し思いを遂げる事は容易いのかもしれないが、反対の先にある現実的道筋を示すのが政治であり、この問題が袋小路に入る事だけは避けて頂きたい。