広島市の土砂災害は発生から10日が経過し、不明者2名、重軽傷者43名、死者72名の大災害となってしまった。

 

時間雨量100ミリを超える想定外の雨がもたらしたとの報道もあるが、砂防ダム等の必要なインフラ整備が遅れている点からすれば、人災と言われても仕方あるまい。

 

「コンクリートから人へ」民主党の政権交代のキャッチフレーズだが、今から思えばあれが悪魔のささやきだったのだろう。

 

山のすそ野を切り開いての宅地開発は、7割近くを山林で占める日本において致し方ない面もあったが、人口減少社会においては完全に間違った政策となる。

 

「持続可能な社会基盤の再構築」つまり膨張して肥大化したまちを、スリムで筋肉質なまちえと作り変える発想と作業が、今後を生き抜く重要な政策となる。

 

この度、県政へ挑戦するに当たり「感動・交流・鳥取県」をテーマーに5つの政策を挙げているが、全てを貫く政策理念が「持続可能な社会基盤の再構築」である。