「地方鉄道の課題」

IMG_56013日、地方鉄道をどう維持するかの議論が本格化する中で、JR西日本が特急料金の値上げや新幹線・在来線特急の乗継割引の取止めを発表した。

特急やくもではコロナ過で間引き運転が実施されており、米子・松江・出雲市-岡山・京阪神の価格競争力を低下させ、マイカーや高速バスに流れることが予想され、その結果、今以上の減便に追い込まれるという負のスパイラルに突入することが懸念される。

















IMG_5600本年7月、国のローカル鉄道のあり方検討会では、国、沿線自治体、鉄道事業者が一丸となり、利用者から感謝され、利用してもらえる地域公共交通に再構築していくべきとの提言を取りまとめたところだが、この度のJR西日本の決定は、その提言にも逆行するものではないだろうか。
















自民党鳥取県連では、本年6月、「ソフト施策による鳥取県の鉄道アクセス改善に関する調査」報告書を公表した。現状のまま投資もせず、制度も変更することなく、現行の運行ダイヤや特急料金の見直し等で鳥取県の全ての特急を1時間1本走らせるという大胆な改善策である。

勿論、実現に向けては関係機関の実務者協議が前提となるが、単に維持するだけでは国の言うところの利用者に感謝される鉄道に変わることは到底不可能である。先の5月議会でも採り上げ知事と議論したところだが、先ずは日常の移動手段として選んでもらえるだけのサービスにしなければ、座して死を待つだけの話ではないだろうか。

「Chukaiトライセクター・ラボ発足記念講演会」

IMG_55969月2日、「Chukaiトライセクタ―・ラボ」の発足記念講演会が米子コンベンションセンターで開催され、主催者を代表して中海テレビの加藤社長が挨拶に立ち、中海テレビの歴史にもふれながら設立の趣旨を説明した。










公共・民間・市民社会をトライセクタ―と位置づけ、その連携によって持続可能な地域づくりを行うためのプラットホームの提供が設立目的とのことで、議会活動において官民連携を強く推し進めてきた私としては、先ずは加藤社長率いる中海テレビの新たな挑戦に最大限の敬意を表したい。

分野を問わず連携の重要性は誰しも口にすることだが、実際には総論賛成各論反対が常に付きまとう課題で、組織や立場の壁を乗り越えるには相当なエネルギーが必要だと議会活動からも実感している。

私の官民連携の取り組みは、徐々に結果に繋がってきたと言え、まだまだ道半ばであり、これからのトライセクタ―・ラボの活動に注目しているが、何れにしても地方創生を成し得るには連携がキーワードであると再認識する講演会となった。

「ブログ投稿の再会」

令和4年も9月に入り残り四半期余りとなった。ずるずると半年以上休んでいたブログの再会を決意しキーボードに向かっている。まるで人気ブロガーのようなコメントだが、そもそも私のブログを見る人は少なく、自身の記録として思ったことを書き留める程度のものである。

今後は休んでいた期間のことも振り返りながら投稿し、出来るだけ早く元通りにしたいと反省しているが、何時まで続くかと一抹の不安も覚えている。
プロフィール



野坂道明(のざかみちあき)
昭和32年4月9日生

議員履歴
■鳥取県議会議員(2015-)
■米子市議会議員(2006-2014)
■鳥取県西部広域行政管理組合議会(2010-2014)

学 歴
昭和45年 米子市立加茂小卒
昭和48年 米子市立第4中卒
昭和51年 烏取県立境高卒
昭和56年 帝京大学経済学部卒

経 歴
■元(財)とっとりコンベンションビューロー西部地区企画運営委員会委員長(理事)
■元(社)米子法人会青年部会副部会長
■元米子商工会議所青年部会長
■米子市消防団河崎分団員
■河崎校区自治連合会顧問
■河崎公民館運営委員会顧問
■NPO法人やまつみスポーツクラブ顧問

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  • 「鳥取県議会 令和5年6月定例会」
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